依存疾患２

第71話 ページ25

貴方side

〜〜廊下〜〜

景吾から貰ったバラの花束を1人でわっせわっせと運んでいると、



？？「Aさん！なんやその花束は！！」



この声は


貴方「白石君？ごめん、前が見えなくて……」


白石「そや、白石やけど。ところでそれ誰から貰ったんや？あと、俺の方が力持ちやから持つで」


貴方「ありがとう。これ景吾から貰ったの」


よっこいしょと渡すと白石くんは軽々と持ち上げた

白石「あ〜あの跡部くんか。それなら納得やわ」



貴方「そう？バラ108本は少しびっくりしちゃったよ」


白石「108！？Aさん意味わかっとるんか？」


貴方「？108本に意味あるの？？」



白石「あかん！それは跡部くんが可哀想やわ。男が女の人に108本バラを送るっちゅうのは…侑士「A、謙也知らへん？」だれや！」

蔵くんは驚いたように反応した

侑士「誰やって謙也の従兄弟の忍足侑士や」



白石「君が謙也の従兄弟か、おれ四天宝寺中の白石蔵ノ介いいます。よろしゅう」




貴方「謙也はこの廊下を曲がって2つ目の右側の部屋にいるよ」



侑士「ほうか、おおきに。ところでえらい量のバラやな。A跡部からもろたんか。」



貴方「よくわかったね。じゃあそろそろ部屋に行くね。」



侑士「ほな、さいなら」


侑士と別れたあと





貴方「ところでどんな108本って意味なの？」



白石「えっ…あぁ……………すまん忘れてもたわ。ところでAさん色んな人と仲良いんやな！羨ましいわ〜」



貴方「そう？白石君とも仲良いと思うよ？」


白石「ほんまか！それなら俺のこと蔵ノ介って読んでくれへん？」




貴方「いいよ。でも長いから蔵くんでいい？」



白石「おん！蔵くんのほうがええわ！」


貴方「改めてよろしくね。蔵くん」



白石「よろしゅう！A」



その後は2人で他愛のない話をしながら歩いていった。




貴方「もう部屋だからそれ私が持つよ。ありがとうね」




白石「ここがA部屋か、今度みんな連れて遊びにくるわ」



そう言って私に花束を返そうとすると……









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？？「貴様Aに何をしている」

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