依存疾患２

第64話 ページ18

貴方side

〜〜青学コート〜〜


最初ジャッカルに何とかしよう！って言われた時は戸惑ったけどすごい嬉しかった



でも最近すこし慣れてきたのは内緒


取り敢えず、今の仕事に集中しなきゃ




〜〜晩御飯にて〜〜


ジャ「風呂からあがったら俺の部屋に来い」

ジャッカルが小声で伝えてきた

貴方「了解」



〜〜お風呂あがり、ジャッカル部屋にて〜〜


ジャ「これから作戦会議を始める。今回の目的は立海テニス部を元に戻すためだ」



貴方「はい！」


ジャ「まず、客観的に見た現状報告だ。まず仁王はお前を依存させようとして、丸井は自傷行為をしてお前の気を引こうとして、真田は盗撮、柳は盗聴器をつけてデータを元にお前のことを知ろうとしてるそして幸村はお前を人にを独占するために人に関わらせないようにしている。
以上だ。」


貴方「みんな、そんな事を考えてたなんて知らなかったし、それに弦一郎と蓮二の事は今知った……」



ジャ「おまっ！マジかよ！あんなあからさまなのに今更気づくなんて鈍すぎだろ！」




貴方「ううぅ、ごめんなさい……慣れ始めてた。」




ジャ「慣れか、恐ろしいな。きっとこのままだと思うもっと悪化するぞ。だから俺らで対抗策を考えるぞ」




作戦は2つ出来た

1つ目は彼らの厚意を断り自立アピールをする


2つ目はあえて不潔アピールをしてちょっと軽蔑をさせる。面倒くさがり屋さん
ex髪の毛ぼさぼさ、唇かさかさ、手のケアをしないetc



ジャ「俺が考えられたのはこの2つだ。できそうか？」


貴方「うん！できなくてもやってみせる！頑張る！」


厚意を断るのは気が引けるけど確かに言われてみれば私のせいで可笑しくなったのなら私が何とかするしかないな


ジャ「柳がまた盗聴器を仕掛け始めたらもう作戦会議は出来ないからな」


え…


取り敢えず今夜はドライヤーと髪をとかないようにしよう




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