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15話 ページ16
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彼氏にプロポーズされた
ここで承諾すれば私は幸せになれる
そう分かっているのに
「ちょっと考えさせてほしい」と返事をした
元太への気持ちに気付いてしまった以上、本物の愛を知ってしまった以上、私には彼と結婚する資格がない
それなのに、何故か両親にはプロポーズの話が知れ渡っていて「これで孫の顔が見られる」だとか「玉の輿だ」なんて私の知らない所で勝手に結婚話が進んでいた
いつの間にか婚約指輪まで渡されて、周りの結婚モードに私だけがついていけずにいた
私の話を聞こうともしない彼氏にも親にもイライラして何か違う事を考えようと普段全く開かないような動画サイトを開いた
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作者名：あやんちゅ | 作成日時：2021年1月27日 22時
