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-9-了解、我が王よ ページ11
「みんなぁ〜お・ま・た・せっ!」
そこには上機嫌なルッスーリアと、新しい服に身を包んだAがいた。
「A」
「…はい」
じっと見つめる深紅の瞳。言葉を交わさずとも言わんとする事は分かる。
Aは静かに、彼の隣へと向かう。
「…悪くねぇ」
「……?」
(へぇ…あのボスが…)
(あらあらまあまあ…)
普段見せない王の姿に波音を立てる幹部達。
「A、お前はこれから俺の補佐だ」
「補佐…」
「そうだ」
Aはザンザスの前に片膝を立てて跪くと、彼の手を取りそっと口付け頭を垂れた。
「Yes...my majesty.」
「Ti supplico. Il mio fuoco.」
「Sì, mio re.」
(了解です、我が王よ)
(頼んだぞ、俺の炎)
(はい、我が王)
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作者名:紅雪 | 作成日時:2019年4月7日 3時