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燃え上がる炎から見えた人。



______あれ








その瞬間、様々な情報が流れるように入ってきて、私は倒れそうになる。




「大丈夫か!少女!!」








『うわぁぁ!今回は号泣不可避だぁ!!』





『いや、ちょ…煉獄さんイケメン過ぎて……辛い……』






『あー、なんかワカメスープ飲みたくなってきたなぁ』






*

*


*


そうだ、私



この世界の事、知っている。
そして、私を片手で支えているこの男性は……




「む……、少女?」



私は勢いよく彼の手を握って叫んだ。





「貴方を一番近くで見届けさせてください!!」




「……む?」
「こらあぁぁぁ!!A!!何、意味不明なことを!!すみません、すみません!!娘と私を助けていただき本当にありがとうございました!すみません、すみません」




父さんが謝るのをみて、だんだん冷静になってきて、勢いよく手を離して、私も頭を下げる。



「ああぁ!!すみません!!私もどうかしてました!!すみませんでした!!」
「うむ!!少し驚いてしまったが、問題はない!!」





あぁ、煉獄さんの心が海より広くて助かった。





「では、俺はこれで失礼する!!」




あっという間に消えてしまった、煉獄さん。


煉獄さん…



そう余韻に浸っていると、軽く頭を小突かれる。







「父さん、ごめんって」
「……とんでもない良い男だったな…そりゃあAでも惚れるな」
「え?」








「求婚しようとしたんだろう?あれがお前の運命の相手だと、そう直感したんだろう?」
「えぇ!?違うよ!!」
「だが、あれは求婚文句じゃないのか?」





何となく思いだして、恥ずかしくなる。



『貴方を一番近くで見届けさせてください!!』







これは穴があったら入りたいです。



参→←壱



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古猫丸(プロフ) - 柑橘蛍さん» 柑橘蛍様!いつもコメントありがとうございます(*´ω`*)そうなんですよね!主人公ちゃんめちゃくちゃ高難度の技をやってのけているんですよ!!軽く大まかな事を描いて、後付けでじっくり描いていたのではないかな〜と思います!(*´艸`*) (2021年5月3日 6時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
柑橘蛍(プロフ) - 完結おめでとうございます!よく考えたら主人公ちゃん静物じゃなくて動物スケッチしてるんですよね…すご。 (2021年5月3日 0時) (レス) id: e14d5de1d5 (このIDを非表示/違反報告)
古猫丸(プロフ) - 華さん» 今回は珍しく兄貴切り抜け話だったので、レア中のレアです!この話も一番最初に話を練ったときは兄貴はそのまま見届けられる感じで、来世の話も無しの一番切なかったのですが、やっぱり幸せエンドにしました(*´-`*)次回作、頑張りますっ〜!(*´▽`)ノ (2021年5月2日 23時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
古猫丸(プロフ) - 彩乃(yumeko)さん» 彩乃(yumeko)さん、コメントありがとうございます!(*´∇`)旅館のシーンは他の話と比べてちょっと甘めですよね!(*´艸`*)ふふふ。こちらこそ最後まで目を通していただき、ありがとうございました!m(_ _)m (2021年5月2日 23時) (レス) id: fa76bf1609 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 丸ちゃん、完結おめでとうございます(*´ `)最後、煉獄さんが無限列車を切り抜けて良かったと思いました!二人が幸せな結末で良かったです。次のお話も楽しみにしていますね! (2021年5月2日 22時) (レス) id: e9517aa429 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年2月27日 18時

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