何色に染まる？2【すとぷり】

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弟｢ねぇ、もっと強くギューってして？｣



『おう！窒息すんなよ！！』



どーしたんだろ、寂しくさせちゃったかな？



『寂しくなったの？お姉ちゃんに言ってごらん。』



弟｢……男ができるとギューだって出来なくなっちゃうから、、。
それに、昨日、夢でね、姉ちゃんが、俺の前から消える夢みたんだ。｣



『そっか。大丈夫だよ。男ができても、ギューだって、してやる。
その前におとこできないからさ。それに、お姉ちゃんどこにも行かないから。大丈夫だよ。正夢になんかならないよ。』



弟｢姉ちゃんどこにも行かない？ほんとに？ギューだってしてくれる？｣



『ほんとだよ。だから、大丈夫。心配すんな。』



弟｢良かった。どこにも行かないでね。｣



『こんな可愛い弟、置いて行かないよ。大丈夫。』



弟｢もうちょっと、このままでいい？｣



『いいよ。満足するまでギューしてやる。』



弟｢ばーか。｣



『急になんだよ。てか、あんた、好きな人とかいないの？学校に。』



弟｢いない。俺は、姉ちゃん一途だから。｣



『シスコンめ。』



弟｢姉ちゃんこそ、ブラコンだろ。｣



『何を今更。当たり前だろ。ブラコン以外有り得ねぇわ。』



弟｢よし！満足！！｣



『おっけ！！よし、ほら、リビング戻るよ！』



弟｢手！！繋ぐ！！どこにも行かないとしても！｣



『ん。』



莉犬｢あ！Aと手繋いでる！｣



弟｢へへー！いいだろ！弟だからな！｣



ころん｢そーいえば、るぅとくんとハグしたの？｣



『しましたよ？』



るぅと｢お母さんみたいに、安心させてくれるハグでした。｣



弟｢だろー？Aは安心させる神なんだ！！いや、天使だ、。お前らにAの寝顔見せれねぇな。天使すぎて失神すんなよ？｣



『何言ってんだ、ませがき。』



弟｢ませがき！？？｣



ななもり｢大声出すと、近所迷惑になるでしょ？｣



『大丈夫ですよ？家、防音対策してるんで！！』



ジェル｢なんだこの家。すごすぎやろ。｣



ころん｢あ、僕、Aの寝顔見た。｣



弟｢どーだった！？可愛かったろ！！｣



『ほんとに、、やめて、、///』



可愛いという言葉に耐性がありません。

クールとか綺麗なら言われ慣れてるから大丈夫なんだけど、。



ころん｢内緒だ！！｣



弟｢なんでだよ！！教えろ、ころん！！｣



ころん｢やだねぇーだ！！｣



『ほらー、走り回らないで、。』



一気に弟が増えた気分になる。

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