何色に染まる？2【すとぷり】

75 ページ27

さとみ｢てか、そろそろ、20時だけど？｣



そー言われ、時計を見れば、カチカチと音を立てながら20時を指す。



『え！………あの〜、皆さんが良ければなんですが、外も暗いと思うので、泊まっていきませんか？』



ジェル｢ええの！？？｣


皆さんが、ばっ！と私の方をニコニコしながら見る中、真っ先に反応したジェルさん。



『はい！』



ななもり｢じゃ、お言葉に甘えて、。｣



少し躊躇いがちに言う、ななもりさん。
わざわざ来てもらって、なにもお返しできないなんて、私の性格上許さないのでね。

夏だからといって、外が暗くない訳では無いし男性だとしても、外を歩かせるなんて、何があるか。

それに、ここら辺は、裏社会の縄張りがあるからね、危ないんだよね。



『2階に、部屋があるのでそれぞれ、寝てもらってもいいですし、大部屋で、皆さんで寝ても大丈夫ですよ！』



ころん｢家がでかいっていいね〜。｣



さとみ｢一人暮らしで2階建ては、もう、一人暮らしじゃなくね？｣



『まぁ、そーですよねww』



弟｢A…｣



少し、不貞腐れた顔の弟、皆さんと喋ってて弟のことガン無視してた。やば。怒られる？



『うん？どーした？』



弟｢ギュー。｣



『ずっとしてるよ〜？』



弟｢やだ、もっと強く。｣



『んー？こう？』



弟｢ん。｣



莉犬｢弟っていっつもこんななの？｣



『まぁ、寝起きとかは基本こーですね。』



弟｢莉犬、うるさいぞ、Aとの時間邪魔するな。｣



莉犬｢あ、すんません。｣



私から離れ、テクテクと莉犬さんの前に行った弟。
どーしたんだろうと思ってみてると、



弟｢莉犬もギューって、するの。｣



莉犬｢お、俺も！？？？｣



弟｢嫌、なのか？？｣



莉犬｢嫌じゃないよ？寧ろ、うぇるかむだし、俺でいいの？｣



弟｢莉犬がいいの。｣



莉犬｢何この、ツンデレ、可愛い。｣



弟｢……っさい。｣





『きゃあああ！！弟が照れてる！！んんん！！可愛い可愛い可愛い、、ねぇ、お姉ちゃんキュン死にしそう、、はわああああ、、んわあああああ！！！』





って、取り乱しました。失礼いたしました。



さとみ｢ちょ、A？www｣



ジェル｢ちょ待てwww嘘やろ？www｣



ころん｢ねぇwwwwww｣



るぅと｢A！？落ち着いて！？？｣



ななもり｢A！？wwwww｣



莉犬｢え？wwwwww｣

76→←74

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す