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山姥切長義side
俺はこんのすけと共に、
とある本丸に来ていた。
上層部からは、要注意本丸として管理されていた本丸だ。
この本丸の刀剣皆、異様な雰囲気を纏っているらしい。
極めつけは、この本丸の担当だ。
本来、不祥事を起こした刀がいる本丸、
そして審神者は解雇される。
刀は皆刀解。
これは、例外なくそうだった。
だが、政府の担当が
何度も土下座をし免れたらしい。
異例の対応だった。
それにしても、不祥事を起こしたのが、
俺の偽物とは。
山姥切の名が穢れる。
そんな偽物くんに不快感を覚えながらも、
広間に通され皆に挨拶する。
「初めまして。俺は、山姥切長義。何処かの偽物くんみたいに、甘やかしたりはしないからね。」
嫌味っぽかっただろうか。
まあ、悪意は全開だけど。
広間が一瞬ピリついたが、
平常に戻った。
だが、ただ一振は、殺気がダダ漏れだった。
「ちょうぎさん。ぼくは、いまのつるぎです。このほんまるをだいひょうして、あいさつをもうしあげます。」
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作者名:雪姫 | 作成日時:2022年5月23日 22時