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遥かなる我が家 ページ3

朝、Aがラボに着くと、
三澄と中堂が何やら怪しげに密談していた。



それを横目で見つめる久部の姿。



そんな久部をみて、東海林は怪しげな声を出した。





東「あの2人、最近距離近くな〜い?」





その言葉に久部は、Aの様子を横目に見るがAは優雅に新聞片手にコーヒーを飲み始めた





『相棒目指してるらしいぞ』




東「相棒?どっちが右京さんかな?」



とぼける東海林


久「そういうことじゃないです。」




あきれながら突っ込む久部




そして久部と東海林はちら、ちらっとAをみる





『なんだ?』


怪訝そうな顔をするA


「いいのー?A、彼女と他の男があんなふうに、堂々とイチャイチャと・・・、」



『話の内容は想像がつく』



顔色を変えないAを一瞥すると、東海林は、





東「ほんとに、いいの、アンタ!」



困った顔のAの肩を叩く。



『東海林こそ、どうなんだ?異性間交会。』



久「あっさり話を変えた…」



東「ふん、もうやめた。自分の男の見る目の無さにガッカリ、しょんぼりしてさー。ま、考えてみたら、そんなに彼氏も欲しくないし。結婚しない人生もありかな〜って。」



『強がりだな』


東「ふふふ、強がりぃ〜。」



久「案外素直っすね。てか、Aさん、東海林さんのこと東海林なのに俺は久部さんなんですね」


『じゃあ久部って呼ぶ。だから、お前もAって呼べ』



久「了解、A」



東「仲良しだね」



嬉しそうに笑う東海林。

だかすぐキリッとした顔をして、


東「私はミコトにはAしかいないし、六郎もきっと可愛い女の子がいるもん」



自信満々な東海林



『理由は?』



東「だってさ、六郎もAも顔整ってるし、将来有望でしょ?


さらにさらに穏やかで優しいという性格もよし!!」




『東海林』

久「東海林さん」




『「やっぱ、男見る目ない』」


電話がかかってきたスマホを見ながら、久部は静かに、それを閉じた。


『久部はともかく俺は穏やかじゃねぇよ』

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SEI(プロフ) - 梨さん» 終わっちゃいましたね…。頑張っていきますので、よろしくお願いします (2018年3月16日 23時) (レス) id: 09ecd64171 (このIDを非表示/違反報告)
- SEIさん» アンナチュラル終わっちゃいましたね……。これからはここの更新を楽しみにします。 (2018年3月16日 23時) (レス) id: 366a3518b4 (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりの女です - 続編おめでとうございます!これからも更新頑張ってください( *´°`)また勝手にお邪魔します笑 (2018年3月13日 21時) (レス) id: 75dde93375 (このIDを非表示/違反報告)
SEI(プロフ) - 梨さん» ありがとうございます!これからもよろしくお願いします (2018年3月9日 15時) (レス) id: 09ecd64171 (このIDを非表示/違反報告)
- 続編おめでとうございます。 (2018年3月9日 15時) (レス) id: 366a3518b4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:SEI | 作成日時:2018年3月8日 22時

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