88.猛毒注意 ページ15
ペ「ビビったー！ユラ、大丈夫か！？」
ベ「心臓飛び出るかと思った・・」
『だ、大丈夫・・かなりビックリした・・』
ホントにちょっと焦った・・
ベ「プッ・・ユラ、ギャーって言ってた・・」
ベポが肩を震わせながら笑っている
『いや、ベポもかなりビビってたじゃん！！
一番後ろに逃げてるし！！』
ペ「だな！一番俊敏だったよな！ハハハ！！」
皆で顔を見合せ笑う
ロ「オメーら何してんだ？
そろそろ潜水する、準備しろ」
笑っている所にローが不思議そうな顔でやってきた
皆「「「アイアイ！キャプテン！！」
魚がぶつかった左肩が少し痛むが気にせずに皆で準備した後、何事もなく潜水した
そして、今はローの部屋で一緒に読書タイムだ
何か話すということもなくソファーに並んで座り、各自好きな本を読む
部屋にはページをめくる音だけ・・
意外とこのゆったりした時間好きなんだよね〜
少しの間心地よい沈黙の中、読書を楽しんでいた
あれ・・？
なんか、全然内容が頭に入らなくなってきたぞ・・
頭がボーッとするし、目も霞むし、なんか左手がしびれてる気がする・・
息もなんだか苦しくなってきた・・
コト・・
膝に開いて乗せていた読みかけの本が床に落ちた
ロ「ん？・・寝たのか？・・・・っ！！それどうした！？」
読書中に眠ったのかとユラを見たローは、ユラの左首まで青黒く広がる痣を見つけ苦しそうに浅く呼吸しているユラに気づいた
『ハァ、ハァ・・・・ロー・・・なんか・・・ごめ・・』
あぁ・・もう、限界かも・・ローに迷惑かけちゃうな・・
ローの質問にまともに答えることも出来ずにユラの意識は途絶えた
ロ「ユラ！！・・クソッ！すごい熱じゃねーか・・この痣、毒か？・・」
ローはユラをベッドに寝かせバイタル測定しながらシャチにでんでん虫で電話をかける
プルプルプルプル・・・ガチャ
シャ「はい、どうしました？なんで、船内で電話なん・・ロ「ベポとペンギンはいるか？」」
シャ「え？側に居ますけど・・」
電話の向こうから俺たち何かした？とビクビクした声が聞こえてくる
ロ「潜水前、何か変わったことはなかったか？ユラの意識が消失した・・様子もおかしい」
皆「「えーーー！！？」」
電話越しに全員の驚く声が鳴り響く
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もみじ(プロフ) - ずっと待ってました…！更新ありがとうございます！！続編も頑張ってください、応援してます (2020年5月15日 0時) (
レス) id: 3e86150fd8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆらゆら(プロフ) - 皆様コメントありがとうございます！一人一人に返信出来なくてすみません。やっと、やーっと・・更新しました〜 (2020年5月14日 13時) (レス) id: ddf66e2b02 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫R.S(プロフ) - 続き待ってますq(*･ω･*)pﾌｧｲﾄ! (2020年4月4日 16時) (レス) id: 6b61d82590 (このIDを非表示/違反報告)
優李(プロフ) - あイカさん» みきって読むんじゃない？ (2020年3月15日 17時) (レス) id: 8164e16a1a (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続きを楽しみにしていますー！！(*´∇｀*) (2019年10月11日 0時) (レス) id: d58da1ced2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆらゆら | 作成日時：2018年3月31日 22時
