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「ごめん遅れた」
「A〜〜、もうウチら焼き始めちゃってるよ」
そう、健康的な小麦色の肌に黒いショートカットが、私を玄関で出迎えてくれた。
「薫、材料とか思い浮かばなかったからワイン、持って来ちゃった」
私がワインのボトルを差し出すと、薫は嬉しそうに笑って、
薫「昼間っからワインなんて女子会まじ最高。Aさすがだわ。
ほらっ上がって！」
私がリビングに入ると、見慣れた2人が座ってたこ焼きを焼いていた。
「みーちゃん、はるちゃんごめんお待たせしました」
私の声に気がついて2人が顔を上げる。
美奈子「待ってたよ〜〜！」
みーちゃんが眩しい笑顔を見せた。
春香「Aもたこ焼き食べよ！」
「ウン、ありがと」
アパレル店員のはるちゃんの隣に座ると、
はるちゃんからはたこ焼きの香りに負けないくらい甘くていい香りがした。
相変わらず、どうしてこんなキラキラした人たちが私の友達でいてくれるのかわからない。
仲良くなったきっかけは良くある出席番号ってやつだった。
阪田薫、富田美奈子、小野寺春香。そして仲崎A。
私とみーちゃんは席が前後で、薫とはるちゃんはみーちゃんの両隣の席だった。
今思えば、そんなことだけで一生物の友人ができる高校ってすごい場所だ。
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葉月(プロフ) - みぃこさん» コメントありがとうございます！楽しんでいただけるよう精一杯更新頑張らせていただきます(^O^) (2018年1月14日 22時) (
レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - こんにちは☆これからの更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年1月13日 16時) (レス) id: 22f30ee0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：葉月 | 作成日時：2018年1月10日 12時
