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しばらくして私は冷蔵庫からビールを取り出して、
櫻井さんを起こさないように音を小さくしてテレビをつけた。
夕方のニュースでは、子供たちがプールで気持ちよさそうに遊ぶ姿が映し出されていた。
そして、気象予報士とキャスターがまた猛暑日の記録が伸びたと話していた。
どうりで窓を開けると熱気が入り込んでくるわけだ。
翔「…ん……」
突然、櫻井さんが鼻音を発したから。
私は櫻井さんの方を見ると、いつもの3分の1しか目が開いていない櫻井さんがそこにはいた。
まだ眠そう。
翔「…今…何時」
「5時25分です」
翔「…まぁじ…?もうそんな時間?」
寝起きの櫻井さんはいつもの冷めた感じが半減していて悪くない。
そんなことを思って見てると、
黒のビジネスバッグからパソコンを取り出して何やら作業を始めた。
まだうちでやるのか、帰ればいいのに
と少し思ったけれど。
仕事中の櫻井さんはうるさくないから放っておくことにした。
相変わらず眠そうに何度も瞬きをしてる。
私は気にせずに夕方のニュースの続きを見ることにした。
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葉月(プロフ) - みぃこさん» コメントありがとうございます!楽しんでいただけるよう精一杯更新頑張らせていただきます(^O^) (2018年1月14日 22時) (レス) id: a6ebf90660 (このIDを非表示/違反報告)
みぃこ(プロフ) - こんにちは☆これからの更新楽しみにしてます(*^^*) (2018年1月13日 16時) (レス) id: 22f30ee0ea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:葉月 | 作成日時:2018年1月10日 12時