ごっ！ ページ5
「というわけなの！だからクリスマスはいぬぴー君のこと絶対！ぜぇったい！！呼び出したりなんかしないでね？」
「そもそもオレは毎年聖夜はクリスマスに祈りを捧げている。乾を呼び出す予定はない。」
いつものように言い放つ彼。違う、そうじゃないの。
「もし！どっかの不良に襲われても！だよ？」
「俺一人で十分」
なんて奴だ。
いやでも、いぬぴーくん呼び出されないのならいっか。
「じゃあ、丁度良いや。相談乗ってよ。実はさ、クリスマスの服選びに迷っててさ、いやぁ、トレンドも良いけどさ、他の人と被りたくないというか・・・私だけを見ていて欲しいの！」
「強欲だな」
そりゃ、太寿君には分からないでしょうよ。私みたいな乙女の気持ちなんて！！
「はぁ・・・どうしよ」
「・・・なら、俺の妹に聞くか？」
え、妹いんのこの人・・・。絶対碌じゃなさそう・・・だってこの人が碌じゃないもん。でもまぁ、私よりはセンスがいいことを祈ろう。
「お願い！！」
「分かった。ここに呼び出す。」
この人なんだかんだ言って優しいよな。・・・まぁ、自分に害が無いからかねぇ。正直私は太寿君が分からない。いや、彼を理解しろっていう方が中々難しいだろう。居るのかな、そんな人。
「ありがとね！」
「オレは帰る」
あ、待って。これ違う。私に手を貸したんじゃない、私から逃げるために妹使ったんだ。
この前３時間ぶっ通しで惚気まくったのが相当効いたのか・・・？？男子は恋バナゆうほど好きじゃないし、飽きちゃうからなぁ。やっぱ女の子とお話するのが一番よね。
「ん、ほんとにありがとね〜！ばいばーい」
携帯を取り出しメール履歴を確認する。差出人は全部いぬぴーくん。いぬぴーくんとのメールの回数はたったの４回だが、その四回ともどこか誤字っている。ほんと、そういう天然なところも可愛いね、いぬぴーくん❤
妹さん、どの位で来るかなぁ。携帯でいうぴーくんのメールを眺め続ける。
「ねぇ、アンタ。太寿ってやつ知らない？」
「！、君が太寿君の妹ちゃん！？」
「は・・・、あんた太寿の知り合い？」
顔を顰めた彼女。何か問題でもあるのだろうか？
「まぁ・・・うん・・・なんというか！太寿君相手に恋バナかまそうとしたら君が囮になったってワケ！」
「太寿相手に恋バナぁ？」
「うん。私、九井一の従兄妹の七瀬で、いぬぴーくんが好きなの！」
「あーーそういう・・・。で、何の用？」
少し彼女の顔が晴れた。
「えっとね・・・」
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うたた(プロフ) - 白璢さん» 白ちゃん、ありがとう❤そのコメントだけで死ぬほど頑張れるわ・・・！！ (2021年12月8日 21時) (
レス) id: 1e5270c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
白璢(プロフ) - ひゃああ可愛い好き︎💕︎💕うたちゃんのお話毎回可愛くて大好き！頑張って！ (2021年12月8日 21時) (レス) @page8 id: f8ac441960 (このIDを非表示/違反報告)
うたた(プロフ) - クチナワさん» クッチー！！ありがとう❤私も夢主の性格気に入ってるからそう言って貰えて嬉しい！！ (2021年12月8日 18時) (レス) id: 1e5270c5a5 (このIDを非表示/違反報告)
クチナワ(プロフ) - 主人公が真っ直ぐな子で可愛い💕 (2021年12月8日 18時) (レス) @page6 id: 20d6e394c4 (このIDを非表示/違反報告)
うたた(プロフ) - レモンさん» レモンちゃぁぁん😭😭レモンちゃんに言って貰えるとすっごく嬉しい‼️本当にありがとう💖💖 (2021年12月8日 18時) (レス) id: 3a398a51fe (このIDを非表示/違反報告)
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