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さーん ページ4

「せんせー!おはようございます!」

「はい、おはようございます!今日も元気いっぱいでいいね〜!」

「A先生おはようございます。」

「お母様、おはようございます。お忙しい中来てくださってありがとうございます!」

「ねえママ、せんせー、遊んできていい?」

「いいよ!みんな待ってるよー!」

「…行ってらっしゃい。」

「いってきまーす!」

「……どうしました?今日不安事とかございますか?」

「はい…昨日の夜少し戻してしまって……。今のところ元気ですし、熱も測ったところ平熱ではあるのですが…。」

「そうなんですね、それは心配ですね…。こちらで様子を見てみます。出来るだけお熱は測っていきたいと思いますが、もし何かあればすぐにご連絡させて頂きますのでよろしくお願いします。」

「ありがとうございます…。」

「季節の変わり目ですから、お子様も体調を崩しやすいですが、それは大人も変わりません。お母様もしっかり食事や水分補給、そして休息をとっていきましょう。今日は常に誰か見ていますので、安心してお仕事頑張ってきてくださいね!」

「っはい!」


ぺこりと振り返りざまにされたため、こちらも返す。
保育者として子どもを保育することも大切だが、保護者の支援も大切である。こうして話をして保護者の不安事心配事を軽減させるのも仕事の一環なのだ。

すると遠くから挨拶する声が聞こえた。


「せーんせーー!!おはよう!」

「おはよう、真人くん!お母様もおはようございます。」

「お、おはようございます……。」


……ん?


「まなとくんだ!おはよ、ちょっときて!」

「え…わ、!」

「あれ、お友達の手強くひっぱっていいんだっけ?」

「だめー!」

「そうだね、優しく繋ごっか!」


真人くんは連れられて保育室に入っていく。一瞬ママの方を振り向いたその顔は心配そうな顔。眉を垂らして不安げな瞳を向けたが、一緒に遊びの輪に入っていった。


「……真人くん、最近みんなと遊ぶことが増えたんですよね。お家ではどうでしょう?」

「え、えぇ……そう、ですね、……家事とかもよく手伝ってくれる、良い子なんです……。
本当に、自慢の子どもなんです。」


友だちと遊ぶ姿を見守るように見つめる真人くんのママ。けれど鞄をギュッと掴む手は微かに震えていた。
いつも真人くんと似て、ハキハキ元気に話すのに、今日は距離がある。

……多分、原因を探るのは今の登園の時間では難しい。

だが、少しお話をしたい。

よーん→←きょーしめーぼ



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瑠衣(プロフ) - 深夜さん» 拙作をご覧いただきありがとうございます。申し訳ないのですが、私の方ではトラブル回避のためそういった事は行っておりません。よってpixivでの投稿はご遠慮いただけると幸いです。ご理解の程よろしくお願いいたします。 (2022年11月28日 22時) (レス) id: 8996d6d5d2 (このIDを非表示/違反報告)
瑠衣(プロフ) - ロシナンテ。さん» ご一読下さりありがとうございます。そ、それは……笑 名前が「なるみ」の方もいらっしゃいますものね、考えていませんでした……だいぶ個性的なお名前で素敵です笑 (2022年11月28日 22時) (レス) id: 8996d6d5d2 (このIDを非表示/違反報告)
深夜 - pixivで書いてもよろしいでしょうか?名前、タイトル変えます (2022年11月25日 12時) (レス) id: 880b7bddc6 (このIDを非表示/違反報告)
ロシナンテ。(プロフ) - 名前が成海だから名前がだいぶ面白いことに笑笑 (2022年11月24日 13時) (レス) @page1 id: 7c91679d8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:瑠衣 | 作成日時:2022年11月18日 6時

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