【文豪ストレイドッグス】綾辻行人殺人探偵の人形

綾辻の追憶２ ページ5

綾「特務課の監視リストから精神操作、もしくは身体操作の異能力者を探せ。
早急にだ」


監視役の一人に命じて俺は犯人の少女に目をやった。
哀れなマリオネット。


綾「俺は事務所に戻る。
ピックアップでき次第持ってこい」


俺の仕事は真犯人を事故死させることだ。
さあ、今糸を切ってやろう。





渡された資料数枚に目を通していく。


こいつじゃないな。
制限が多すぎる、これじゃ今回の事件は起こせない。
こいつでもない。
これも違う。


資料を片っ端から捨てていき、一番最後の資料に目を止めた。


ルーマー・ゴッデン、英吉利系の外国人。
異能力「人形の家」を持つ国際指名手配者。
自身の名前を呼ばせることでその相手の身体操作を行う異能。
倫敦政府が監視していたが、一週間前から姿をくらましている。


綾「これだ。ルーマー・ゴッデンの居場所特定急げ」


監視役に命じる。
ルーマー・ゴッデンは−−−−−ヨコハマへ来ている。



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お名前はイギリスの女性作家、ルーマー・ゴッデンさん「人形の家」からお借りしました。
なお性別は逆で、この話では男性です。

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