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YG
『ユンギセンパーイ！今日は弟も一緒ですがいいですか？』
放課後のウォーキングタイムになった。
今日昼に学校でチラッと見たメイクは初めに比べて薄くなっていた。
なんとなく、みんなにAの素顔を見せるのが微妙な気分になってきた。
このままこいつの顔を知っているのは自分だけでいい。
なんて思ったりもした。あーらしくねぇ。
しかし、何度見ても綺麗だなこいつの顔。と一瞥するとその横にはその弟もいた。
「……お前の弟って、あのチョンジョングクかよ…」
『どのチョンジョングクですか』
「うちの高校でトップスリーに入るイケメンって騒がれてるんだよ」
『え、そうだったの？グク。しらなかった』
「ヌナ、俺のこと興味なさすぎ。
あ、こんにちは、いつも 俺 の Aヌナがお世話になってます！弟のチョンジョングクです。
イケメンなんて恐縮です。ミンユンギ先輩ですよね？俺ずっと前から仲良くしたいって思ってたんです！会えて嬉しいです！よろしくお願いします！」
「あぁ、よろしく。」
ニカッとわらったチョンジョングクだが、俺にはどうにも貼り付けた笑みにしか見えない。
心なしか 俺のAヌナ って強調したようにも聞こえた。
俺とAの喋っていた時のあの凍りつくような視線
Aをみるその愛おしそうな目線。
あぁ、なんとなく分かってきたぞ。こいつAが好きなんだな。
それで俺がAと最近仲がいいのを気にして間に入ってきたのか。
おもしろいじゃねーか。
だが俺だってそう簡単には引き返さないぜ。
Aは俺の手で変えるんだ、なんとしてでもな。
そんなことを頭の中で語り、ジョングクに向けてニヤリと笑った。
少しジョングクが顔を歪めたのを俺は見逃さなかった。
．
続く (更新停止中)
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Pちゃん（）(プロフ) - 続き書かないんですか？めちゃ気になります！更新頑張って下さい。 (2019年12月7日 21時) (
レス) id: 00ec3437ee (このIDを非表示/違反報告)
いえす - 良い小説ですね。次も期待して待ってます！ (2019年11月18日 20時) (レス) id: b58bd55c9a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ｳﾅｷﾞ師匠 | 作成日時：2019年11月17日 1時
