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1. 秘め事 ページ2
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徹、バレ一の強豪校から推薦がきたんだってね。確か、私立白鳥沢学園高校と言う高校、私なんかがどれだけ頑張ったって進学できない所だった。
所詮、私の勝手なエゴだって笑われるかもしれないけど、私なりに君のことを考えて別れようと決めたんだよ?
……まさか、君がこの高校を選ぶなんて思わなかったから。
それに、私は君のバレーを邪魔したくなくて、それ以上に邪魔をすることで嫌われたくなくて我慢してたんだろうなって思う。
それでも……、それでもやっぱり、君と過ごした時間はかけがいのない大切なものだった、ありがとう。
大好きで大好きで仕方なかった君へ。
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作者名:羽瑠 | 作成日時:2021年10月10日 14時