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普通の ページ7
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また視界が開けると、元の場所に戻っていた。
ちょっとよくわからなかった。
そのまま路地裏に入る。
ある程度進んでいくと、鉄の匂いがしだした。
不思議に思って更に奥へ進もうとすると、急に肩を掴まれた。
「ふぁっ?!」
吃驚して変な声が出てしまった。
あとからはげしい羞恥の念にかられていると、肩を掴んだままのオレンジ色の髪の人が威圧感のある低い声を出した。
「おい手前、何者だ」
「た、ただの(外見)中学生の普通の女の子です普通の」
大事だから二回言った。
普通だよ。
「普通?ンなはずねェ。俺の重力操作が効かねェンだ。常人じゃねェことは確かだ」
「はい?」
今日は頭のおかしい人に何故これほどまでに会うのか。
何気にイケメンだし。
腹が立ってしまった。
なおも男の人はこちらを睨み続ける。
どこかで見たことがある気がした。
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作者名:のーと。 | 作成日時:2018年2月6日 18時