私一般人だったはずなんですけど。

TAS ページ28

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「え、ごめん」

全然申し訳なくなさそう？
誠心誠意の謝罪だぞ！(ゴミ)

「なぜ僕の異能力を…」

私がこういう異能力者だからです。それはそうと、本題に戻りまして、どうですか？報酬は良いし出世(?)も保証できる」

「……その組織とは何なんだ」

「あ、それ聞いちゃいます？国木田さん」

実は私、あなたたちの敵なんです、なんて言ったらうずまきに行けなくなる。
あそこで食べたチョコレートケーキおいしかったのに(勿論国木田さんの奢り)

いや、この際それはあきらめるか(当たり前)

「私が率いてる部隊の名前はね、『TAS』っていう……」

「！『TAS』ってあの…」

「『TAS』だと?!」

「タス、ってなんですか？」

よくわかっていない人虎君とそこのあなたのために太宰さんが説明してくれるよ！(丸投げ)(やはりゴミ)

「『TAS』はね、ポートマフィアの部隊の一つなのだよ。その隊員は全員異能力者で、トップがわかっていなかったのだけれど、今判明したね」

聞 き 捨 て な ら ん な 。

太宰さんあんた知ってたでしょうよ。

「あの、警察に通報したりしないでくださいね？私が学校いけなくなる」

知るかよみたいな目で見てくる国木田さん。

やめて。
本当にやめて。

「だが、なぜここがわかった」

「優秀な情報屋が知り合いに」

国木田さんは一つ舌打ちをすると、言った。

「今回は見逃してやる。だが、次はないぞ」

「あ、マジで見逃してくれんの？」

本当に見逃してくれるとは思ってなかった。



大丈夫か探偵社。


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TASとは

TASとは、ポートマフィアの部隊「方舟さくら丸」の通称。
構成員は全員選りすぐりの異能力者で、そのトップは今や出世した華のJK()である。

異能持ちはポートマフィア内でもそう多くはないため、個々の出世スピードが格段に速く、出たり入ったりの繰り返しで、新人のスカウトは半年に一回くらいの頻度で行う。

名前の由来は、「方舟さくら丸」
　 →「The Ark Sakura」
　 →「TAS」

である。

番外編？：個票→←スカウト

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