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ネグリジェ ページ32

「崩れ落ちるのもいいが、Aはなんの用だったんだ?」

頭上からマスターの声が聞こえ恥ずかしさで崩れた体制から立ち上がる。


「いや、あのスーツじゃきついから私服借りようとして、、」

「…私服?とはなんだ。」

不思議そうに首を傾げるマスターにおどろく


「えっ、逆に寝る時とか何着るんですか。」

「あぁ、お前のところでは寝る時に着る服を私服というのか。
この船では寝る時は基本、ネグリジェだな。」

「ね、ねぐ……?」

「ネグリジェだ。お前の世界にもあったと思うぞ。
男もスリーパーを着ている。
基本寝る時以外スーツだぞ。」

「はぁ、そんなもんなんですね。
じゃあそのねぐりじぇ、?を貸していただけますか?」


「もちろん。お前のネグリジェは黒だな。
貧相な胸には派手な色は似合わんだろう」


スーツを着せてくれた部屋へ歩き出すマスターの後ろで

「マスターっていつも2言くらい余計です…」


「文句があるならネグリジェはいらないか。」



「いえ!!!なんでもないです!」

小言を拾われて焦った。



「…なかなか似合うぞ」

着せられているのは黒の長ったらしいドレスのようなものだ。
肌触りがとてもよく、重力に従っている裾が心地よい、

が!

「マッ、マスター?下着とかって…」

「ネグリジェを着てる時基本的に下着を着ないのがここのルールだったが
お前のところでは違ってたか?」


「全然違いましたね。はい。
むしろ着てないと変態くらいには思われてました。」

「そんなものなのか…
まあ、ここでのルールはルールだ

ほら。お前の明日のスーツと替えの下着。」


そう言いくるめられ違和感を感じる服を着ながらも
紙袋を受け取った

「じゃあ明日も早い。
お前ももうそろそろ寝ろよな」


「あっ、はい。
ありがとうございました」

そう言って頭を下げた



頭をあげるとマスターはそくささと部屋をあとにしていた

寝る前の恋バナ?→←タラシなのでは。



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設定タグ:浦島坂田船 , 歌い手 , カジノ船   
作品ジャンル:タレント
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カシューナッツ(プロフ) - せんぶり茶((こたぬきさん» 本当ですか…!良かったです;;考え方的にもいちばんクラブが穏やかですよねw (2020年5月10日 22時) (レス) id: ce13abbe74 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ(プロフ) - あかなさん» ありがとうございます…!続編もどうぞお楽しみください…! (2020年5月10日 22時) (レス) id: ce13abbe74 (このIDを非表示/違反報告)
せんぶり茶((こたぬき - すごく面白かったです!! 私はクラブ派だなー (2020年5月10日 12時) (レス) id: 8f7fc2a813 (このIDを非表示/違反報告)
あかな - 初めて小説で一気見してしまいました。。。本法に面白かったです。続編も楽しみにしてます! (2020年5月10日 1時) (レス) id: 538da1fbd2 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ(プロフ) - 澪華さん» わわっ!;; カジノだと普通のルーレットかなと思われると思っていたので気づいていただけてとても嬉しいです;; (2020年5月8日 1時) (レス) id: ce13abbe74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カシューナッツ | 作成日時:2019年10月9日 22時

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