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4人のリーダー ページ15

ビリヤード台の奥側に私とマスター

それと向き合う形で4人が並ぶ。


「左から緑のスーツがうらた、♧派のリーダーだ。」


うらた、と呼ばれた彼は動物を肩に乗せており、他の3人に比べるとスーツをきっちり来ている印象だった。


うらたは少しこちらを見ると目を細めた


「んでそのとなり、紫のスーツが志麻、♤派のリーダーだ。」

志麻、と紹介されるや否やこちらを睨みつけビリヤード台に手をついた。


「景品が参加して負けても勝っても4人で勝負するのが最後なんていきなり言われて納得できると思ってんのかよ。なあマスター?」

マスターをその鋭い目で睨みつけると

隣の赤いスーツの彼も便乗した


「そうやって!俺も4人でするゲームが楽しいんにこいつが参加して勝手に終わらすなんてたまったもんじゃないやろ!」

びしっ、と私を指さして子供らしく言う人。

「黙れ!まずは紹介の後から経緯を説明する。

…赤いスーツが坂田、♡派のリーダー。

んで、センラは知っているか。♢派のリーダーだ。」


坂田、と呼ばれた彼と志麻は不満そうながら元の体制へ戻った。


目線をセンラの方に向ければ

「先程ぶりで〜」


なんて、笑顔で言ってくるもんだから

ぶん殴りたくなる顔ってこのことだろうか。



「志麻と坂田が言う通り、いきなり景品ゲームが採用されるのには訳がある。


今回のこいつは自分の意思からこちらへ来た訳では無い

お前らのように世界の端くれの人間でもないわけだ


ふたつめはこいつがどうもギャンブルが好きらしくてな、、

この船をかけてもいいくらいの試合を見せてくれる約束だ。


これで納得のいかないものは前へこい。」



待ってください。マスター????

「…得意なんて言いましたっけ、
まず、そんな約束しました????え???聞き間違いですか????」


「静かにしろ!
…こうでもしないと納得しない。黙っとけ」



後ろから背中を抓られると唇を思わずかんだ

威勢だけの自己紹介→←違い



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設定タグ:浦島坂田船 , 歌い手 , カジノ船   
作品ジャンル:タレント
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カシューナッツ(プロフ) - せんぶり茶((こたぬきさん» 本当ですか…!良かったです;;考え方的にもいちばんクラブが穏やかですよねw (2020年5月10日 22時) (レス) id: ce13abbe74 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ(プロフ) - あかなさん» ありがとうございます…!続編もどうぞお楽しみください…! (2020年5月10日 22時) (レス) id: ce13abbe74 (このIDを非表示/違反報告)
せんぶり茶((こたぬき - すごく面白かったです!! 私はクラブ派だなー (2020年5月10日 12時) (レス) id: 8f7fc2a813 (このIDを非表示/違反報告)
あかな - 初めて小説で一気見してしまいました。。。本法に面白かったです。続編も楽しみにしてます! (2020年5月10日 1時) (レス) id: 538da1fbd2 (このIDを非表示/違反報告)
カシューナッツ(プロフ) - 澪華さん» わわっ!;; カジノだと普通のルーレットかなと思われると思っていたので気づいていただけてとても嬉しいです;; (2020年5月8日 1時) (レス) id: ce13abbe74 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カシューナッツ | 作成日時:2019年10月9日 22時

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