43話 ページ2
コスモ「あなたの話した通り…私たちはお互いに惹かれていた…それに今も惹かれている」
ヴォ「私も同じ気持ちだ」
コスモ「でも私たちが争っていたら意味がない」
ヴォ「その通りだ…歓迎するぞ」
コスモ「でも私はホグワーツが大切で、創始者であると同時にハリーと唯一血が繋がっているの」
コスモ「私はハリーともっと一緒に居たい…それにあなたのやり方でなくとも、共に歩める方法はあるわ」
ヴォ「何を？」
コスモ「いい？ハリー、私はヴォルデモートと違ってしっかりと人を生き返らせることもできる」
ハリーもヴォルデモートも新事実だったのだろう
目から鱗が出そうになっている
コスモ「けれど私は生き返らさない…なぜかわかる？」
コスモ「それは、ハリーと…私を守ってくれた2人への冒涜になるからよ」
ハリーは気づいた顔をしている
コスモ「そう、私たち2人を庇ってこの世を去ったの…それを生き返らす？ヴォルデモートになってから頭が悪くなったの？残念ね…」
間違いなく他の人から言われたらキレてるだろうに私が言っているからか何も言わない
コスモ「たとえば未然に防げるものであれば私が全力で防ぐ…でもそうでもなく、その人のプライドがかかっているのであればそれは生き返らせるべきでも、私が立ち入るべきでもないことなの」
コスモ「ねえヴォルデモート…あなたこそこちらに来ない？あなたはとても優秀だし統率力もあって人望にもあつい…とても素敵だとあなたのことは昔から…眠る前から思ってたの」
ヴォ「残念だがそれはできないな」
コスモ「そう…残念。愛してる…永遠に」
ヴォ「私もだ…いつでも奪いに来る」
コスモ「ハリー今のうちに逃げて！」
ヴォ「そうはさせないぞ！ハリーを殺せ！」
コスモ「こっちこそそうはさせない！ハリーは私が守るの！」
ヴォ「何故お前が守る！両親の時は守れなかっただろ！」
コスモ「だからこそ！ハリーを守るの！ハリーを守って私もあなたもハリーもみんな幸せに生きるの！」
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作者名：コスモ | 作成日時：2023年2月2日 20時
