【3L募集企画】奈落のエデン【募集中】

●学園の制度 ページ2

◯「報告」制度

問題行動を目撃し教師に報告する事で「ポイント」が付与され、それを貯めれば貯めるほど昇格に有利になる、という制度。極端なことを言えば全く同じ成績の2人が、このポイントの多寡で昇格者・降格者に分断されることも有り得る。
広い学園内では毎日多くの問題が発生するため、教師の監視だけでは見落としがある。とりわけ裏でコソコソと行われる問題行動を暴くための制度。……本来は秩序を保つための制度なのだが、ポイント欲しさに虚偽の報告をする生徒も後をたたない。個人的に嫌いな生徒を降格させる手段として悪用する生徒も。
もちろん虚偽であることがバレれば罰が下る。しかし、異能力が存在し1つの証拠からあらゆる可能性が考えられてしまう状況下で、正しい判決は正直あまり期待できない。半分「言ったもん勝ち」状態。

◯生徒への罰則

平穏な学園の秩序を乱した者に対しては、教師や「代理者(※詳細後述)」により罰が下される。軽い罪状であれば説教や補習、重くても地下牢に数時間閉じ込める程度。だが重い罪状に対しては数ヶ月に渡る地下牢生活、不老不死を活かしたゴウモンめいた罰、第5階級への降格……等々、徹底的な再発防止を目的とした重い罰が下される。
重い罪状の場合、罰の内容は「代理者」が指示。その他は各教師が判断し実行する。生徒の異能力の制御が必要な場合は「代理者」が実行する。

◯代理者

生まれつき「天使」「悪魔」である上位存在が担当する。
教師が執り行う罰との相性が悪い異能力を持つ生徒や、単純に力が強く教師では制御できない生徒らの罰則を、教師にかわって担当する。また、教師に罰を下すのも仕事。
普段は学園地下にて、毎日続々と送還されてくる問題児や違反教師らにひたすら罰を与えている。教師では取り押さえることのできない問題児が現れた場合には即刻現場に行き捕らえる。
会議への出席と罰を下す以外の行動は原則許されていない。

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