By your side_77 ページ33
尾前が連れてきた二人だが実のところ、全くの未経験者だった
ただ、思ったより飲み込みが早いと言うか…才能はあるのか
恐らく、準レギュラーに滑り込めるぐらいにはなっていた
そうなれば、もうひたすらに試合をしたがる
「宍戸さん！もう一回してください！！」
「今やったとこだろうが！？」
「楽しいんです！……ダメですか？」
しょぼくれるその様子が
構ってもらえない小型犬の様で……俺が折れた
一瞬、シュンと垂れる耳と尻尾が見えた気がするのは気のせいだ
「もう一戦です！絶対に勝ちます、下剋上です！」
「なあ、跡部…交代してぇな…ホンマこの子、元気すぎてかなんわ…」
「アーン？俺は今、樺地と打ち合ってんだ
終わるまで相手してろ！それか…あぁ、萩之介！代わってやれ」
「人使いが悪いな…はいはい、わかったよ」
あっちも難儀している様だ
跡部と試合を終えた樺地…だったか？
アイツも次はとコイツ等に比べれば遠慮がちだったがジローを誘っていた
「よぉーし！じゃあ、俺と試合やろう！」
「ウス」
そんなこんなで、練習自体はいつにもまして楽なはずなのに
体力だけはガリガリと削られている
実際、スタミナが少ない岳人は既に疲れ切ってベンチで横になっている
「亮、もう一戦か？」
「そんなとこだ」
「俺はもう無理！早く、尾前戻ってこねぇかな…スポドリ欲しい」
「ハァ…ようやく解放されたわ」
「おぉ…お疲れ、侑士」
そんなわけで、規格外にスタミナのある跡部以外は尾前が戻る前に
仲良く撃沈した
あの二人も気が抜けた瞬間、へたり込んでたから
多分、楽しさで忘れてただけだろう…そんな、時にようやく尾前が戻ってきた
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零夜＆李香(プロフ) - mikuruさん» 李香：コメントありがとうございます！ 零夜：好きな作品だなんて血反吐はいて喜びそう 李香：その表現方法どうなん？侑士さん最推しなんですね！そのような方に喜んでもらえるなんて…零夜お前幸せ者よな 零夜：本当にな…これからも遅いかもしれませんが頑張ります (2018年11月8日 2時) (
レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
mikuru(プロフ) - 初コメント失礼します。いつも更新される度読んでいてとても好きな作品です！侑士最推しなのですごく嬉しいです！続編おめでとうございます、これからも頑張ってください！ (2018年11月2日 7時) (レス) id: 3adb658af9 (このIDを非表示/違反報告)
零夜＆李香(プロフ) - あっくんLOVEさん» 李香：お祝いありがとうございます…！ 零夜：ぼちぼち、更新頑張っていきます 李香：ぼちぼちじゃなくてバリバリ頑張ってどうぞ 零夜：何で、コイツこんなに私にスパルタなんだよ… (2018年10月20日 2時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
あっくんLOVE - 続編おめでとうございます！更新頑張ってください！ (2018年10月18日 18時) (レス) id: b3c0e9a558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：零夜＆李香 | 作成日時：2018年10月18日 17時
