By your side_56 ページ12
席取りをして暫く待っていると侑士達がやってきた
手を振ってこっちに呼べば、侑士の方が気付いてくれたのか
尾前達を連れて席まで来てくれた
「待ってたぜ、遅かったじゃねぇか!」
「Aの先輩に絡まれとってん
あぁ…岳人、俺の弁当いる?」
「お前の弁当?また何でだよ」
問いかけると苦笑しながら事情を話してくれた
…何で、飯前に図書室に行ったのかと思えば尾前の奴…先輩に集りに行ったのかよ
「あぁ…誤解しないでよ
これは正当な報酬だから…私のお弁当の代わりにって条件だから」
「えーっ!先輩羨まC〜!俺もAちゃんのお弁当食べたかったな〜」
「…あぁ、はいはい…残念だったね」
「じゃあ、忍足はそのおこぼれを貰ったってとこか?」
「んっ…まあ、そういうことやな」
そんなわけで、食費を浮かす…と言うか
実際には母ちゃんに食費は貰ったのでパクるために侑士から弁当を貰った
後にこの弁当を作ったのが尾前であるのを知るのはまた別の話だ
「…じゃあ、注文しに行こうか
…あぁ、いくらだい?」
「あっ、大丈夫です!利用書ありますから」
「本当に姉様、何にも知らないのに受けてくださったんですね」
「何も知らなくて悪かったね」
尾前はちょっと不機嫌そうにそう答えながらも二人を連れて
食事の注文にってしまった
「うん、やっぱ自由だよなアイツって」
「スマンな…昔からああやねん」
「気にしてねぇからいいぜ
んじゃあ…岳人だけは弁当ってことだよな?席、しっかり見といてくれよ」
「はいはい、行って来いよ」
あぁ、今日は中々に賑やかな飯になりそうだな
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零夜&李香(プロフ) - mikuruさん» 李香:コメントありがとうございます! 零夜:好きな作品だなんて血反吐はいて喜びそう 李香:その表現方法どうなん?侑士さん最推しなんですね!そのような方に喜んでもらえるなんて…零夜お前幸せ者よな 零夜:本当にな…これからも遅いかもしれませんが頑張ります (2018年11月8日 2時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
mikuru(プロフ) - 初コメント失礼します。いつも更新される度読んでいてとても好きな作品です!侑士最推しなのですごく嬉しいです!続編おめでとうございます、これからも頑張ってください! (2018年11月2日 7時) (レス) id: 3adb658af9 (このIDを非表示/違反報告)
零夜&李香(プロフ) - あっくんLOVEさん» 李香:お祝いありがとうございます…! 零夜:ぼちぼち、更新頑張っていきます 李香:ぼちぼちじゃなくてバリバリ頑張ってどうぞ 零夜:何で、コイツこんなに私にスパルタなんだよ… (2018年10月20日 2時) (レス) id: 4fd843b594 (このIDを非表示/違反報告)
あっくんLOVE - 続編おめでとうございます!更新頑張ってください! (2018年10月18日 18時) (レス) id: b3c0e9a558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:零夜&李香 | 作成日時:2018年10月18日 17時