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其れは君だった0.5出会い其の参 ページ47

街を歩く。


私、15歳だけど背が低いのだ。伸びるのはこれからってとこ。

2人共喋らず、黙って歩いていたもので、何か気まずくなってきて、話題を提示した。

A「あのさ……異能力って、しってる?」

「うん、少しは。稀に居る人だよね、見たことある。未来予知できるとか、異能を無効化するとか?実際僕には無いのだけれど、良いなぁって思うよね、色んなことに役立つ異能もあるし」

A「…………同感。」


私は異能力者だなんて、其の時は云えなかった。何となく、恐れだろう。
垢浪さんが人を殺す異能を私が持ってるって知ったら如何なるか、怖かったのだろう。


喫茶店に着いた。

席には誰も居ない。
如何やら後から来るらしい。




私は茶を頼んだ。




暫くして赤めの頭髪で顎には髭の生えた人がやってきて、私達の向かいに座った。

如何やらこの人が垢浪さんの友人らしい。

最初に何を喋るかと思いきや向かいに座った人は自己紹介より先に垢浪さんに、其の子供、どうしたんだ?と、少し目を輝かせて訊いたのだ。

垢浪「この子は孤児だ、道端に倒れていて拾った」

と、聞けば、赤めの髪の人は、そうか と云い此方を見た。

織田作「俺は織田作之助、宜しく。」

A「オダサク ノスケ?」

織田作「織田作と呼ばれるのはお前で2人目だな」

と少し柔らかく笑って珈琲を注文した。




織田作之助と名乗るこの人の注文が届いた時、

「健人……調子は如何だ」

と訊いた。多分how are you の方の意味であろう。でも少し、顔が険しい。

少し変わった人だな……

この時はそうとしか思わなかった。





真逆……

あんなことになるなんて、自分も想像が付かなかった。


的が外れた……

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設定タグ:文スト , 中島敦 , 芥川龍之介   
作品ジャンル:アニメ
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梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ!(私もそうでした)私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います!素敵なコメント有難う御座います! (2019年8月7日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです!どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…?私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです! (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります!どうぞ宜しくお願い致します! (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います!頑張ります! (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが「生き別れの妹です!!」って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅雨椪 | 作成日時:2019年6月6日 22時

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