偽りなの？ ページ34
敦side
あの人の事を思い出す度、またあの店に行ってまた会えるかな、とか思いながら茶漬けを食べる自分がいる。
太宰さんに其のポートマフィアの幹部の写真を見せて貰った。
白い外套で黒い髪の毛で、中に黒のシャツを着ている。
間違いなくあの人だ。
あの人が、ぽ、ポートマフィア…………！？
敦「太宰さん、其の人…」
太宰「おや？会ったことが有るのかい？」
敦「は、はい、とっても良い人で一緒に茶漬けを食べました……」
あの人がマフィアなんて考えられないくらい優しい人なのに。
若しかしたら作り笑い……？そ、そんな訳無い！
根拠も無いのに自分に言い聞かせる。
太宰「ふふ、矢張り、 敦君、Aちゃん」
敦&A「はい？」
太宰「このポートマフィアの幹部の名は『佐原 菫』だ。」
A「佐原、菫…」
太宰「それで、実は、彼女、6年前に死亡しているのだよ。」
死んでいる？如何云う事…？
太宰「性格に云えば、肉体は……になるのかな。
6年前の“龍頭抗争”で……沢山死体が生産された……其の中に彼女が居てね。」
敦「で、でも、菫さんと僕会ったんですよ？」
太宰「嗚呼、そうだね。そこから考えれる事が…………」
A「生き返った…」
太宰「飲み込みが良いねAちゃんは、まぁ、そうだろうと思う、多分。そこで今盛大に動き出しているのだよ、彼女の異能が。」
彼女の、異能……
そういえば、あの時、茶漬けを食べながら話した時、異能の話や、マフィアの話、探偵社の話すらしなかった。
敦「菫さんの……異能……」
唾を飲み込む…
少し、彼女の異能が気になった、と云う点もある。そして其れが此の街ごと破壊する様な凄まじい異能ならば尚更。否、そうしたら止めなければならない。
A「あつsh……に、兄さん、如何したの⁇」
Aちゃんから兄さんと呼ばれ、自分の想像から現実へ引き戻されると同時に少し兄さん呼ばわりで驚いた僕だった。
太宰「私は君達が兄弟じゃ無いことは承知の上なのに兄さんと呼ぶのかい？」
え？今なんて？
A「慣れておこうかと、」
其れから僕等は話し込んだ。
何か、すっごい頭ばかり使った気がする……
疲れたな……
探偵社に帰って、書類を書いていたが、何時の間にか寝てしまった。
彼女が来るまでは。
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梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ！（私もそうでした）私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います！素敵なコメント有難う御座います！ (2019年8月7日 2時) (
レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです！どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…？私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです！ (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります！どうぞ宜しくお願い致します！ (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います！頑張ります！ (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが｢生き別れの妹です!!｣って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅雨椪 | 作成日時：2019年6月6日 22時
