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望み其の弐 ページ20

敦side






数分待っていると乱歩さんが帰って来た。




敦「乱歩さん!Aちゃんが!!」


乱歩「んー…彼女は今ポートマフィアにいるよ」


何、ぽ、ポートマフィアに!?


国木田「ポートマフィアに!?」

敦「国木田さん、どうしましょう!」


やばい、どうしよう、Aちゃんが危ない…!


国木田「敦、行くぞ」

敦「…はい」









遠くからポートマフィアのビルを見ている

ビルから少し離れた処で2人歩いていた。人混みの中、Aちゃんと血獣が歩いている。



国木田「くっ、貴様っ」


国木田さんが銃を出す。


敦「ま、待って下さい!」

国木田「何だ!!」

敦「血獣はAちゃんの友達です!もし殺したらAちゃんは本当に戻って来ませんよ!」

国木田「其んな事は、解っている!」


そう、話してる間に彼とAちゃんは僕達に気づいたのか姿を一瞬で消した。


敦「消えた…!?」

国木田「く、何処に行った!」



辺りを見回していると、突然背後に血獣、ルードゥが居た。




ルードゥ「こんにちは、探偵社さん。」


優しい声が響く。否、優しくは無い。ただ、静かに囁いた声だ。



国木田さんがルードゥの方を向いた時はもう手に銃は無かった。



国木田「何っ、」



国木田さんが手帳をだす。



ルードゥ「僕は貴方方と戦う気は有りません」


ルードゥの手にはさっきまで国木田さんの手にあった銃が有る。
音もせず如何取ったのか。


ルードゥ「ただ、貴方達に云いたいだけです」


銃を下ろしながら云う。
本当に闘う気は無いようだ、



ルードゥ「先程、依頼が来ましたね?脅迫の依頼が。あれ、送ったのは僕です。正午にAを引き渡す予定でしたがもう、Aは僕の処に来てくれました。故にあの依頼は無しという事で良いですね?僕も此の街を消したくは無いので。」



ルードゥはそういう


ルードゥ「Aの場所が知りたいですか?
なら、教えます。

彼女は今、僕の異能空間に居ます


何かあるなら依頼書の電話番号にかけて下さい。」



そう云い、僕達の前から姿を消した。



残されたのは国木田さんの銃だけだった。

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設定タグ:文スト , 中島敦 , 芥川龍之介   
作品ジャンル:アニメ
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梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ!(私もそうでした)私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います!素敵なコメント有難う御座います! (2019年8月7日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです!どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…?私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです! (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります!どうぞ宜しくお願い致します! (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います!頑張ります! (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが「生き別れの妹です!!」って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅雨椪 | 作成日時:2019年6月6日 22時

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