｛☆---Gtmn---☆｝ ページ36
私はガッチさんの家のインターホンを鳴らす。
すると、ガチャリと扉が開いてガッチさんが笑顔で出迎えてくれた。
今日はガッチさんの家でホラーゲームをすることになっているのだ。
Gtmn「Aちゃん、いらっしゃ〜い！」
『お邪魔しまーす！今日何やる？』
Gtmn「んー、何やろっか」
なんて話しながらガッチさんのお部屋に入る。
部屋にある大きな棚にはフィギュアやら何やらが沢山乗っていた。見る度にいつも思うんだけど、地震来たらどうなるんだろう。
きっと崩れるんだろうなあなんて思っている内に、ガッチさんがよさげなホラゲーを見つけたみたいだ。
今回やるのは追いかけがメインのホラゲー。
Gtmn「先どっちからやる？」
『じゃあガッチさんから…』
Gtmn「おっけぇ。…あ、これ飲み物ね」
『ありがと〜』
ガッチさんから林檎ジュースを受けとる。
ちなみに1回死んだら交代で、1人用のホラーゲームを先にクリアした方が勝ち。
負けた方は次遊ぶとき2人分の飲み物を用意することになっている。
私は、ガッチさんが買ってきてくれた林檎ジュースを飲みながら、ガッチさんのプレイを眺める。
Gtmn「あーなるほどね…うんうん。あ、こっち来たな……」
『おー…うわっ、ひぇ…』
正直なんでこんなに冷静にできるのか分からない。
というか、どちらかというと見てるだけの私の方が驚いてるよね…？
それに追いかけられる系だって言ってたのにいきなり来るのもあるじゃん…！
なんて考えているとガッチさんが化け物に捕まりゲームオーバー。
Gtmn「ふーん、なるほどね…あれ、Aちゃん、もしかして怖いの？」
『いや、怖くないけどっ…！』
私がそう言うと、ガッチさんが自分の膝をポンポンと叩く。
Gtmn「ここおいでよ」
『え、え？』
ガッチさんは戸惑う私を持ち上げて自分の膝に乗せる。
そしてそのまま私を抱きしめた。
ガッチさんの体温が全身に伝わってくる。
ああ、心臓がうるさい…ガッチさんに聞こえてそうで、なんか恥ずかしい…。
Gtmn「ドキドキしてるの…？」
『い、いやしてないし！』
Gtmn「ほんと、Aちゃん可愛い」
『え、ちょっ？ガッチさん…？』
そのままガッチさんは私の耳元で優しくささやいた。
Gtmn「俺さ、Aちゃんの事好きなんだよね」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 249人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鶴(プロフ) - コメントありがとうございます！作者は関西圏では無いので、キャラに合うような関西弁が出来ているか不安だったのですが、そう言って頂けるととても嬉しいです…！！！ (2021年2月16日 22時) (
レス) id: c881247ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ばんのすけ。 - 完結、おめでとうございます。面白くて一気見してしまいました。ちなみに私が好きな推しはzmです。関西弁なのも似合っててグッときます！ (2021年2月16日 21時) (レス) id: b7bc451954 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 柚香さん» コメントありがとうございます、楽しんで頂けたようでとても嬉しいです！ (2020年6月23日 23時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
柚香(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごくおもしろかったです (2020年6月23日 23時) (レス) id: f5da286a01 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：鶴 | 作成日時：2020年6月1日 22時
