(自称)T0P_5は生徒会に狙われています【T.0.P_4】【wrwrd!】

｛28話：当日｝ ページ29

そして3日が経ち、運動会当日になった。
私はいつもより早く起きて、お弁当と朝食を作る。
お弁当は梅おにぎりにしようかな、なんか運動会感あるから。
そのままキッチンに立って料理をしていると、玄関がガチャリと開く音が聞こえてきた。…キヨかな。
その予想は当たり、キヨが扉からひょこっと顔を出した。


Ky「お、ちゃんと起きてんじゃん」


『まあね』


Ky「今日さ、Aの家の鍵無くしたかと思って1人で焦ってた」


『…お願いだから無くさないでね』


Ky「大丈夫、ちゃんと持ってるから！」


なんて適当に会話をしていると、お弁当と朝食が出来た。今日の朝食は焼き魚とお味噌汁。
いつもはトースト系だけど、たまたま冷蔵庫に魚が入ってたから食べたくなっちゃった。
リビングでキヨと一緒に朝ごはんを食べて、体育着を着て学校まで向かう。勿論途中で体育着姿のレトさんとも合流した。

そして学校に着くと、校庭には放送部や救護係用のテントなどが設置してあり、クラスメイトもやる気に満ち溢れている。


Rtrt「今日めっちゃ快晴だね、よかった〜！」


Ky「超暑いんだけど！熱中症なりそ〜！」


『ね〜、今日ほんと暑い…。あ、今年も5人で観戦しよ？』


と私が言うと、2人は快くOKしてくれた。
私の学校は席などの指定が無いので、自由に集まって自由に観戦できるのだ。
だから去年も5人で見ていた。やっぱり友達と一緒に観れる方が楽しいもんね。
なんて考えていると、うっしーとガッチさんが一緒に登校して来ていたので手を振る、すると2人も手を振り返しながら私達の所に来てくれた。


Uszw「よぉ、元気ぃ？」


Gtmn「遂に今日か〜。今年で最後だし優勝したいね」


Rtrt「そっか、ガッチさん達最後なのか…」


『あ〜！じゃあ絶対優勝しないとじゃん！』


Ky「いや俺らなら勝てるって！TOP5だし？」


なんて話していると開会式の放送がかかったので、校庭に並ぶ。
それから校長先生の長い話が始まり、開会式が進んでいった。

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