休日の予定は？ ページ34
「じゃー、お世話になりました！」
夜「おう！色々ありがとなー！」
灰「次会うときはもっと成長してます！」
「うん、数週間しかないけど頑張れ〜」
次に会うのは夏休みの合宿。
孤「ねぇA」
「ん？なに研磨くん？」
孤「……いや、くん付けなくていいよ。
……またね」
「うん、またね！」
音駒とは、少しの期間お別れだ。
手を振りながら、私は烏野のバスに乗った。
烏「……しっかし、まさか猫又監督に岸廻持ってかれるとは……」
帰りのバスの車内で、悔しそうに烏養コーチが言った。
「音駒にはマネージャーいませんし、仕方ないですよ」
烏「ウチのマネージャーだっての、他校に貸してたまるか……！」
「アレですよアレ、他校の偵察！潜入捜査です！」
武「そう考えると、こちらばかりが損する、というイメージは無くなりますね！」
みんなが寝静まったため、今は大人と私の3人だけで会話している。
「あっ、あと気になってたんですけど、
私のことずっと見てる人いませんでしたか？」
烏「お前をか？
そんな奴いなかったと思うけどな……先生は？」
武「僕も見てませんね……」
「そうですか……まあ、気のせいかもしれませんけど……」
てっきり猫又監督みたいに、私に目をつけた人でもいたのかと思ってたけど……
「あ、日向くんと影山くんは？」
烏「あれから一切口を聞いてないっぽいな……」
「おー珍しい……」
そこからは、私が不在時の話や他愛のない話をし、無事宮城に戻ってきた。
体育館は点検が入るから、明日の部活は無いと武ちゃん先生から説明があった。
「久々の何もない日……」
帰路につきながら、ぼけ〜っと独り言を呟く。
「やることねぇなぁ……暇だなぁ……」
とぼとぼ歩いていると、ふいにスマホが揺れる。
誰だ……？全く心当たりがない……
『明日、予定空いてるか？
ちょっと手貸してほしいんだけど……』
あぁ……なるほどねぇ……
正直、驚きはしないし、むしろ察した。
何せメッセージの送り主が……
翌日。
「……お待たせしました〜」
菅「ほんと、あれだけのメッセージで全部察してくれるの助かるわ……」
そう、送り主は菅原さん。
要件は、彼女のフリ。
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奏音 - え……！めっちゃ主様の絵柄好きです！！私で良ければですが、夢主ちゃんの絵描いて見てもいいですか？ (2020年5月16日 21時) (
レス) id: ea3d173ac1 (このIDを非表示/違反報告)
むうまう - 面白かったです！！主人公ちゃんの性格めっちゃすこ更新頑張ってください(*´∇｀*) (2020年2月16日 21時) (レス) id: f5daa61569 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てぃな | 作成日時：2019年5月24日 16時
