1話 ページ1
炭治郎side
その人は鈴の音と共にやってきた。
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耀哉「これで人を襲わないという事が分かったね。」
裁判をしていた。禰豆子の。
すると、急に、鈴の音がなった。
シャン
『まぁ！それは、素敵ね。』
凛とした、素敵な声だった。
声のするほうを見ると、日傘をさし、扇子で口元を隠し、深緑の着物を着ている。
まさに美しいとはこの人のことを言うんだな。そう思うくらい美しい人だった。
耀哉「君は誰だい？」
御館様がその人にそう聞いた。
匂いは薄いけど……
『私？私はね…… 炭「鬼！？」あら？』
そうだ。鬼だ。匂いは薄くて、分かりにくいけど、鬼だ。
俺が鬼だと言った途端、傷だらけの人が刀を抜いた。
そして、あの人を刺そうとした。
でも、その人はそれを軽々避けた。
その後も蛇の人や大きい人が倒そうとするけど、いとも簡単に避けていた。
『はぁ。私、鬼だけどさ……日光当たってるじゃん。』
そう鬼が言った。確かに………！
なんで灰にならないんだ！？
『そんなことも分からないの？これだから男は嫌なのよ。』
そう煽るように言ったその人。
傷だらけの人がそれにイラついて走り出すけど、
『近づくな。汚れる』
そう言い、誰も動けなくなった。
耀哉「君と話をしたいな。」
『ええ。いいわ。』
御館様が話し出した。
耀哉「君はまず、誰なのかな？」
『どうしたら分かるかしら………。』
『"葉柱失踪事件"そう言えばわかる？』
耀哉「え……」
『ただいま、耀哉』
実「お前！御館様に！」
『うるさい。お前に関係ないだろう？』
『お久しぶりですね？行冥さん？』
悲「嗚呼……Aなのか……？」
『ええ。そうですよ？かつての仲間を殺そうとするなんて…随分ひどいことをしますねぇ。』
仲間……？葉柱……？何の話だ？
耀哉「Aは今鬼なのかな？」
『ええ、そうよ。上弦の零………』
『でも、呪いは外しているわ。鬼舞辻無惨。ほら、ね？』
耀哉「そうか………」
『私、あいつを倒すため。戻ってきたのよ？』
『私………貴方達に協力するわ。』
実「ダメです！御館様！あの鬼と違いこの鬼は鬼舞辻に近い！」
耀哉「実弥……」
ザシュッ
また傷だらけの人は自分の腕を傷つけた。
『……………』
実「オラ、こいよ！稀血だ！」
あの人……耐えられるのかな……？
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白夜 - 夢主ちゃんの、ちょっと冷めてる(？)性格が好きートリップ要素が出てくるの楽しみ！ (2020年8月19日 19時) (
レス) id: 66cfc65962 (このIDを非表示/違反報告)
シホニャン - 凄く面白い！！更新楽しみにしています！！実弥最高！！ (2020年6月9日 18時) (レス) id: 39a09b6cce (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月夜 | 作成日時：2020年5月7日 10時
