再会したら性格が変わっていた【文豪ストレイドッグス】【名探偵コナン】 (ページ5)

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女子高生達の方を見ながら遠い目をしていると、戸惑っていると受け取られたらしい。

「凄いですよね、安室さん。平日の午後の時間帯はあの人目当ての女の子達が大勢来るので店に空きが無くなるんです」

「イケメンって罪よねぇ」

独特な髪癖の蘭ちゃんが教えてくれた後に、茶髪の園子ちゃんがしみじみとそう言う。

その言葉に込められた感情から身近に顔が整った男子が多いんだろうと思った。

『そうなんだ？私もね、知り合いに女タラシがいるものだから思い出しちゃって』

「えっ！？その人イケメンですか！？！？」

「ちょっと園子！！」

園子ちゃんが身を乗り出して私に訊く。

あ、この子面食いか......

『勿論。そうじゃなきゃモテないね』

「その人と付き合ってるんですか！？」

彼奴と付き合ったりなんかしたら中也と話せなくなるじゃあないか。

『いいや？此方から願い下げだよ』

「「えぇ～っ！！！」」

なんだその反応、酷いなぁ。

「えっと......二人とも...」

...コナンくん空気になってるじゃん。

邪魔しないように黙ってたけどそろそろ長いってことだろう。

「えー、此処からが良いところじゃない」

『コナンくんが退屈そうだから私はこのくらいでおいとまするね。また今度会おう、ね？』

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