【歌い手】青色カレシ。【そらる】

# ピ ア ス ページ2

貴「ねぇ、そらるさん。」

『ん〜』

貴「ピアス、開けたいです」

『っえ ……わわっ…あぶね…』


ピアス開けたいって言うと思ってなくて、驚いてスマホを落としそうになった。

今まではイヤリングだったのに、って思ったけど、Aにも思うところはあるだろうし、あんまり聞かないでおこ。


『いいけど…。ピアッサー持ってくるね。』

貴「はい!!」


ピアスかー。青色のやつがいいな、開けた時に痛がるA 見たいな← とか考えてる内に。

『開けるよ〜。って大丈夫?』

貴「っだ、大丈夫です…!!」

って言ってるけど、怖いんだろうな。
言葉が震えてるし……

彼女を優しくそっと抱きしめた。

『大丈夫。そらるさんがついてるから。』

貴「……はい」

『開けるね。』


ﾊﾞﾁﾝｯ


貴「……いっ!!……」


痛みに顔を歪め、目にうっすらと涙を溜めている。なんか、セッ(自主規制)した時みたいだな……

『俺の色……』

青いストーンのついたピアスが
淡く光る。


彼女の首元に顔を埋め、穴を開けたばかりのまだ熱を帯びている耳に、舌を這わせた。

貴「…んっ/// …そらっ…る…さ…」

舐めてみたり、チロチロと舌先で遊んでみたりして、Aの耳を弄ぶ。


顔を真っ赤にさせてるA。


『俺以外に、そんな顔見せないでね』

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