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久しぶりの温もり ページ18

*


純「お?汐恩なにしとんねん!」

奨「まだ準備時間かかるよ、汐恩」

鶴「……いや見に来ただけすよ」

『あ、鶴房くん持ってくれてた私のエコバックどこですか?』

奨「ああ!日用品はそこにバックごと置いてるけど、食料品は心配だったから勝手に冷蔵庫にいれちゃった!」

『いや、気遣っていただいてすみません、助かります。』

奨「汐恩が入れといた方がいいって持ってきてくれて、こいつ結構気の利くいいやつなんですよ」

『短時間ですがそんな感じします。さりげなく優しいですよね。』

鶴「まあ、俺なんで」

純「ッハハハ!なんやそれぇ!」


他愛も無い会話を交わしつつ、茹で上がったパスタを具材と絡めて皿に盛りつけていく。ほかのメンバーも香りにつられてやってくると、いつの間にか準備されたダイニングへ出来上がったパスタを運んでいく。

次を茹でようと水を入れるため台所に立つと、鶴房くんが「代わります」と言いなかば強引に鍋を奪われた。そこに純喜くんが来て、「自信作やからはよ食べ!」と言いダイニングに引っぱられてしまった。鶴房くんにありがとうを言いそびれた。


純「食べ食べ!どう?うまい?!」

『純喜くん、まだ食べてないです』

純「うそん!?」

景「純喜くんツッコまれてますやん!」


純喜くんにはよはよと急かされて食べたカルボナーラは、冗談抜きで今まで食べたカルボナーラの中で1番美味しかった。


『え…めちゃくちゃ美味しい』

純「ッッヨッシャア!」


ガッツポーズをする純喜くんを横目に、木全くんや金城くんがもりもり食べていて、蓮くんが「純喜が作るカルボナーラが一番美味しいね」と笑っていた。

その後二陣も作り終わり、みんなでダイニングを囲みながら各々カルボナーラを食べる。最近は1人での食事が普通になっていたため、人と食事をすることはこんなに温かいのだとしみじみ思い出す。
あっという間に食べ終わると片付けは木全くんや金城くんなど座っていたメンバーが率先して行う姿を見て、メンバーの仲の良さを改めて感じた。

片付けを手伝うために席を立とうとすると、白岩くんが「俺たちが片付けする番だから大丈夫」と言い私のお皿を持って行ってしまった。
鶴房くんが買ってきたお菓子を広げながら、奨くんが「珈琲飲める?」と聞いてくれたので頷くと、純喜くんや鶴房くん、木全くんなどの分と一緒に珈琲を淹れてくれて飲みながら暫し談笑した。

時刻は20時半を示しており、お開きの時間が迫っていた。

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sour(プロフ) - はなさん» はなさん、不慣れなもので……ご親切に教えていただきありがとうございます!! (2021年11月27日 21時) (レス) id: 6bf6ad2f5e (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! (2021年11月27日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:sour | 作成日時:2021年11月26日 14時

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