対面 ページ14
*
與那城さんの丁寧なご挨拶に恐縮していると、先程キョロキョロと辺りを見回していた黒髪の男の子がトコトコと近づいて来て、もの珍しいものを見たかのように呟いた。
翔也「さっきは汐恩で見えなかったです。すみません、僕木全翔也って言います!」
『こちらこそ、ご挨拶もせずにすみません。Aと申します。』
木全くんに挨拶をしていると、エプロン姿の赤い髪を揺らした快活な男の子も挨拶をしてくれる。
純喜「あ!こんばんは!汐恩のこと助けてくれてありがとうございます!自分は河野純喜っていいます!純喜って呼んでください!」
彼からはかなりの親近感を感じたが、その原因は関西弁のイントネーションからなるものだと気づく。
與那城さんから「立ち話もなんですから座ってください」と声をかけられると、與那城さんと河野さんはキッチンに戻っていく。
鶴房くんと木全くんがダイニングへと案内してくれると、他7名がおり少し気まずさを感じつつ用意されたソファに座った。
蓮「汐恩がお世話になりました!簡単に自己紹介しますね。僕は川尻蓮です!」
瑠姫「急にお呼びだてしたのにありがとうございます。白岩瑠姫と申します。」
景瑚「はーい!俺たちはは佐藤景瑚です!気軽に景瑚って呼んでください!」
拓実「えと……はじめまして、川西拓実です」
祥生「こんばんは〜大平祥生です!」
碧海「汐恩が迷惑かけてないですか?僕は金城碧海と申します。」
豆「僕は豆原一成です。年下なのでまめって呼んでください。」
『ご丁寧にありがとうございます。Aと申します。皆さんのお邪魔にならなければ幸いです。』
鶴「……てかなんか、堅苦しくないすか?多分同世代なんで、敬語やめにしません?」
景瑚「……っえ!俺をやめにするってどゆこと!?」
碧海「も〜いいって!景瑚くん黙って!」
佐藤くんは以外にもボケ担当なのかと冷静に考察しつつも彼らの話はテンポよく進み、たまに笑いが起こったりと仲の良さを感じさせる。一通り彼らの名前と顔を覚えたあたりで、木全くんが「汐恩が買ってきた買い物袋の中にいっぱいお菓子とジュースもあるよ!」と言い、囲んでいた机に広げると談笑タイムに入った。
295人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「JO1」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sour(プロフ) - はなさん» はなさん、不慣れなもので……ご親切に教えていただきありがとうございます!! (2021年11月27日 21時) (レス) id: 6bf6ad2f5e (このIDを非表示/違反報告)
はな(プロフ) - オリジナルフラグたってますよ……! (2021年11月27日 16時) (レス) id: 1f4f011eda (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:sour | 作成日時:2021年11月26日 14時