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そしてついに全身の石化が解けた
甚爾「あ?」
『っ...!』
甚爾さんと目が合う
甚爾「...A、か?」
『うん、甚爾さん...!御子神、Aだよ...!!』
驚いたように目を見開く甚爾さん
だがそれはすぐに戻ってぽん、と私の頭に手を乗せてそのまま崩れ落ちるようにしゃがむ
『えっ、甚爾さん!?』
甚爾「あ〜〜っ、クソっ、オマエホントに...っ」
無事でよかった、と小声で呟く甚爾さんに胸がギュッと締め付けられる
いきなり私がいなくなったんだ、そりゃ...ビックリするよな...
『ごめん、ごめんなさい。うっかり呪霊にやられて...そしたら...トリップってやつしちゃったみたいで』
甚爾「そこまでは俺も理解してるつもりだ。俺もした身だからな。特級呪霊だったろ、やられたの。俺は見えねぇから気配で存在を確認したが...いきなり足元にブラックホール出来るなんて聞いてねぇよ」
『あー、同じだわ...』
私の任務場所に行ったの?と聞くとあぁ、この目で確かめねぇと信じねえからな俺は、と言われた
『...皆は』
甚爾「お前がいなくなってからというもの五条の坊は呪霊をぐっちゃぐちゃにして祓って1年...特に釘崎は相当キテたな。恵と虎杖も辛そうな顔してたぞ」
『...』
甚爾「だがまあお前を探すために東京校、京都校全員で今も探してんじゃねえか?夏油もそうだった」
悪いことしたな...
甚爾さんが裸のことに気づき科学倉庫から持ってきた布で簡易洋服を作りそれを手渡す
『甚爾さんがこの世界に来る前、何日経ってた?』
甚爾「1週間くらいだったか...俺も結構早めにこの世界に来た。最初は全然分からなかったが段々実感が湧いてきた。
Aがあの特級呪霊にやられたならこの世界にいるはずだと思った俺は死なないように頑張ったって訳だ。石化のお陰でお前に会えたし一件落着ってとこだな」
そうだったのか...
『わかった、ありがとう甚爾さん
あっちに私が住んでる国があるから行こう。
皆に自己紹介しなきゃ、服もこんな簡易じゃなくて杠ちゃんに作ってもらお』
甚爾「...おう、案内頼むわ」
甚爾さんを連れて旧司帝国に戻った
おまけ
甚爾「お前なんか若返ったか?」
『今人間年齢16歳』
甚爾「マジか」
『甚爾さんは?』
甚爾「22」
『マジか...めちゃ若返ってんじゃん...』
甚爾「お前もな」
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白亜(プロフ) - 林さん» ご意見ありがとうございます!了解しました!出してほしい派さんが多ければ出してしまいますがご了承ください (2021年3月8日 7時) (レス) id: f542f8ed95 (このIDを非表示/違反報告)
林 - 私はできれば、出さないでほしいです。 (2021年3月8日 1時) (レス) id: d6efe66a53 (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - ロクさん» 設定やお話を褒めてくださりありがとうございます!甚爾さん出して欲しい派さんですね!了解しました! (2021年3月7日 23時) (レス) id: f542f8ed95 (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - ましゅふわさん» コメントありがとうごさいます!甚爾さん出して欲しい派さんですね!分かりました!ありがとうございます! (2021年3月7日 23時) (レス) id: f542f8ed95 (このIDを非表示/違反報告)
ロク(プロフ) - やっぱ設定とか話が好きすぎる!パパ黒さん!めっちゃ出して欲しいです! (2021年3月7日 22時) (レス) id: 9427a4c8e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白亜 | 作成日時:2021年3月2日 16時