172 ページ23
羽京さんにバレると面倒くさいのでこっそりとクロムくんの檻から離れる
『頑張って、クロムくん』
クロム「おぅ...！」
拳をこつんと合わせて笑い合う
よし、これで刀は奇跡の洞窟で貰えるはずだ
明日からは羽京さんと行動を共にしよう。
もうそろそろ交渉の時間だと思うから
こっそりと広場に戻る
もし誰かに見つかっても少し散歩していたと言えば騙せるだろ(フラグ)
広場に戻るとある人が月を見ていた
『司くん...？』
獅子王「！Aか」
うわー、月明かりに照らされる司くんやばすぎる。儚すぎる
獅子王「こんな時間に起きてるなんて...クロムと密談かい？」
『クロムくんが捕まってる場所分からないし密談なんか出来ないよ。少し散歩してたの』
めちゃくちゃ嘘つきましたすいません
『司くんは？お月見？』
獅子王「まあ、うん。そんなところかな」
『こんな世界でも月は綺麗だもんね〜』
暗○教室みたく三日月になっている
綺麗だな本当に
獅子王「寝ないのかい？」
『寒いから少し身体動かしてから寝ようかな』
獅子王「汗かいたら余計寒くなるよ」
『うーん...杠ちゃんに上着作ってもらえばよかったなぁ』
腕を擦りながら言うとふわりと司くんの匂いに包まれる
『ぇ、司くん』
獅子王「身体冷えちゃうと悪いからね」
『けど司くんは寒くないの？』
獅子王「うん、俺は大丈夫だよ」
けど春と言ってもまだ寒いからな...
いいことを思いついた私は司くんを座らせて隣に私が座る
ピタリと身体をくっつけて上着を2人で共有する
獅子王「っ、Aこれは...」
『これだったら司くんも寒くないでしょ？』
獅子王「そうだけど...」
少し困惑している司くん
『あー...迷惑だったかな』
獅子王「いやううん、迷惑じゃないよ。ありがとう」
よかった、迷惑じゃなかった
少し談笑をしてから2人で身体を寄り添って目を閉じた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 154人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
白亜(プロフ) - 林さん» ご意見ありがとうございます！了解しました！出してほしい派さんが多ければ出してしまいますがご了承ください (2021年3月8日 7時) (
レス) id: f542f8ed95 (このIDを非表示/違反報告)
林 - 私はできれば、出さないでほしいです。 (2021年3月8日 1時) (レス) id: d6efe66a53 (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - ロクさん» 設定やお話を褒めてくださりありがとうございます！甚爾さん出して欲しい派さんですね！了解しました！ (2021年3月7日 23時) (レス) id: f542f8ed95 (このIDを非表示/違反報告)
白亜(プロフ) - ましゅふわさん» コメントありがとうごさいます！甚爾さん出して欲しい派さんですね！分かりました！ありがとうございます！ (2021年3月7日 23時) (レス) id: f542f8ed95 (このIDを非表示/違反報告)
ロク(プロフ) - やっぱ設定とか話が好きすぎる！パパ黒さん！めっちゃ出して欲しいです！ (2021年3月7日 22時) (レス) id: 9427a4c8e6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白亜
| 作成日時：2021年3月2日 16時
