【橙】�� ページ27
side：A
何だ何だ？
さっきからてっちゃんの目が優しすぎる。
お目当ての店に着いて、念願のタピオカを頼んで飲んでいると、てっちゃんがすごく優しい目をしてこっちを見てくるし、チーズハットグを頬張ってる時も、すごい優しい目をして見てくる。
「なんでそんな見てくるん？」
って聞くと
て「いや〜、美味そうに食べるなぁって」
としか言わない
普段そんな目しないやん、恥ずかしくなるやん
て「次は何が食べたい？」
「えーっと…」
なんか恥ずかしくてお腹いっぱいになってきたところで、視聴者さんに声をかけられた
『すみません！東海オンエアのてつやさんとAさんですか？？』
「あ、はい！そうです！」
『うわぁ！本物だ！！握手してもらってもいいですか！？』
て「大丈夫ですよ〜」
『ほら、握手してもらいなって』
『あ、うん…！』
あ、てっちゃんファンの子なのかな
真っ赤になりながら握手してもらってる
『あ、あの…写真撮ってもらっても、いいですか…？』
て「もちろん、いいですよ！」
てっちゃん、神対応だなぁ
こんなにてっちゃんのことを好きな子がいるのに、私なんかが一緒に出かけたりしていいのだろうか？
一緒に写真を撮るてっちゃんを眺めながら、ふとそう思った
『あの、本当にありがとうございました！』
「いえいえ！」
て「また、動画見てね！」
『はい！！』
あ〜、なんか寂しくなってしまった
て「A、どしたん？」
「ん〜、てっちゃんは人気者だなぁって思ってさ、ちょっと寂しくなっちゃった笑」
思ったことを素直に言うと
て「どんだけ人気になったとしても、わしらの仲は変わらんよ」
って言ってきた
なんだよ、てっちゃんのくせに少しイケメンじゃねーか
「…そっか、ありがとね」
俯きながらそう言うと、頭をわしゃわしゃしてきた
て「よーし、水溜りハウス行くか！ちゃっとコラボ動画でも撮って、美味いメシ食うぞ！」
「うん！」
そう言って水溜りハウスへ向かった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「紅一点」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
推し事したい(プロフ) - ちゅりさん» ありがとうございます！ (2019年8月17日 13時) (
レス) id: baa1cf1477 (このIDを非表示/違反報告)
推し事したい(プロフ) - かなとさん» オリジナルフラグ外しました。ご忠告ありがとうございます。 (2019年8月17日 13時) (レス) id: baa1cf1477 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅり(プロフ) - まだ一話しか読んでませんが、とっても面白かったですー！これからも更新楽しみにしてます！ (2019年8月12日 22時) (レス) id: b312bb6cf1 (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面の関連キーワード入力の下をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年8月12日 19時) (レス) id: ba1b78c8bf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：推し事したい | 作成日時：2019年8月12日 18時
