鶴の兄様

二十三話〜iceblast5さんリク〜 ページ26

『じゃあな、大将頑張れよ』

小狐丸「兄上様！また遊んでくだされ！！」

『あぁ、小狐丸も頑張れよ』

一期と五虎退から離れ、俺は大将の部屋に行った

大将からの要望は"夜戦"についてだった

俺は名前故か夜目が効く

ので、夜戦に行ってほしいというものだった

鶴丸と三日月の事もあるし、離れるにはちょうどいい機会だと思い承知した

アイツらにはお仕置きが必要だからな…

しばらく離れるのがいい効果だろう

『ん？一期、どうした？』

一期「あ、狼牙殿！」

縁側を歩いている中俺の部屋の前に一期が立っていた

一期は俺を見つけるなり小走りで駆け寄ってきた

『なんか用か？』

一期「えぇ、あの夜戦に参加すると言うのは本当ですか？」

『あぁ、そうだがなんで知ってるんだ？』

さっき話したことを、なぜ既に一期が知っている

不思議に思ったが、どうやら大将の部屋の前を通りかかった鯰尾が聞いたらしく

短刀達に広まり、一期へと…

一期「夜戦では、弟達が世話になると思うのでよろしくお願いします」

『おう、任せとけ同じ兄として』

一期「はい狼牙殿なら安心ですな！あ、鶴丸殿達のことはどうするおつもりですか？」

『あぁ…小狐丸に聞いた話によると俺の気を向けたかったからだそうだ』

大将の所に行ったついでに小狐丸からも話を聞きわかった

俺に構って貰いたかったからって自分を傷つけるようなやつだとは思ってなかった…

『まぁ、しばらく離れて様子を見るさ』

一期「あの、でしたらお願いがあるんですが」

『お願い…？』

一期「…＿＿＿＿＿＿＿＿_」

『あぁ、なんだそんなことか、全然いいぜ任せろ』

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