遭遇 ページ4
神奈川県…
それは日本の大都市、東京のほぼ真下に位置する県…
そう!!俺は今、その神奈川県の県庁所在地、横浜市に居るのだ!!←
意味分かんねぇだろ!?
つい昨日まで東京にいたんだぜ!?(あんまり変わらない)
本当に意味わからん…
する事も無いし、帰っても何かあるわけでもないし、川の芝生?に座る。
…俺はどうすれば良いんだ…
見た感じ、金も1万円札1枚しかないみたいだし
『はぁ…』
溜め息をついて川の方を見ると、いかにも貧乏って感じの継ぎ接ぎだらけの服を着た銀髪の少年がふらふらと歩いていた。
あっ俺と同じやん(髪色が)
次の瞬間、ふらふらと歩いていた少年は倒れた。
!?大丈夫…じゃないねうん
そう思って助けようと立ち上がったら、少年が起き上がった。
おっ?
その後、俺を見ている。
ん?
あっ何かこっち来た
さては財布を奪う気だな、少年?
少年が掴みかかってくる……のを避け、無様にも倒れ込んだ少年を見下ろす。(仮にも初対面なのに失礼)
『君は金が欲しいんだろうが、生憎俺は万札1枚しか所持金が無いんだ。観念してくれ。』
少年「なら、力ずくでも…!!」
『相手を見くびらない方が良いぞ?』
また掴みかかって来た少年を掴んで、投げる。
勿論、怪我しないように手加減はしたよ?
これでも小さい頃から武道を習っていたからな。
少年「ぐぅ…」
ふと川を見ると、2本の足が水面から出て流れている。
足?
少年「…?………!?」
少年もそれに気付いたようで、川に向かって駆け出し、川に飛び込んだ。
おっ偉いぞ少年(人任せ)
少年「げほっ……けほっ」
今、川の水で咳き込んでいる少年が助け出した足の主は、黒髪で目鼻立ちの整った青年のようだ。
俺より年が近い…っぽいな
そう思いながら青年の顔を覗き込んでいると、青年が目を開けた。
『うわっ…と』
少年「うおっ!」
いきなり起きんなよ…びびった…
少年「あ、あんた川に流されてて………大丈夫?」
青年「──助かったか………………………………ちぇっ」
こいつちぇって言ったぞ
青年「君たちかい、私の入水を邪魔したのは。」
入水してたんか
ていうか俺も?(お前も)
少年「邪魔なんて!僕はただ助けようと………………入水?」
青年「知らんかね入水。つまりj『はいはいそこまで』
何だい、私の話に割り込むとはいい度胸じゃないか。」
えっ度胸関係無くね?
青年「私は入水しようとしていたのだ、それを君たちが余計な事を…」
ひでぇ話だ
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作者名:凍架 | 作成日時:2018年6月14日 20時