私の日課 ページ1
Aside
1人で使う自室にしては広すぎる部屋で目を覚まし
身なりを整えて部屋を出る
私がホグワーツを中退してここに来てから早数年
キースさんは初対面の印象とは全く違って
とてもいい人で馴染みやすい
そう考えながら
朝食を作ろうとキッチンに向かう途中
キースさんの飼い猫である銀色の毛並みをした猫を見つけ
その猫は私を見ると徐々に姿を人に変え
綺麗な赤色の瞳で私を見つめる
A『おはようリグ』
リグ「おはよA､今から朝食の準備？」
A『そう､何かリクエスある？』
リグ「フレンチトーストがいいなぁ〜」
A『OK､それじゃあ作ってくるからキースさん起こしてきてくれる？』
リグ「りょーかい」
猫へと戻り早足で去っていったのを確認してから再度キッチンへ足を進める
ちょうど机に並べた終えたところでキースさんを連れてリグが戻ってくる
A『おはようございます､キースさん』
キー「ん…」
大きな欠伸をしながら朝に弱いキースさんは席につく
それに合わせ私達も座り
各々が食べ始める
キー「そうだA､この前教えた魔法は使えるようになったんだよな？」
A『はい､基礎並みには』
キー「んなら今日からはワンステップ進んで
生命体の模写が作れるように教えていくからな」
A『了解です』
頭が覚醒したキースさんが問いて来たのは
複製するといった魔法のこと
今日から生命体の複製…
私が目指す"死体の複製"にはまだ程遠い
初めは死体と言うならば実質無機物のようなものではないかと思っていれば
私がこれを習得しなければいけない日までは長いようで短い
キースさんが言ったことを理解するだけで一日が終わる私には足りなすぎる
でも弱音を吐き続け習得できなければ仲間は救えない
もし仮に救えたとしても先の物語が変わってしまえば…
その嫌な考えを朝食と共に飲み込み食器を流しに置く
魔法で洗われる食器を眺めながらぼんやりと考える
彼らは今年で6年生？だったかな…
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キース､そして新しくリグという猫が出てきましたね
彼らは保護者であり､師匠であり､時には良き相談相手となりAさんを支えてくれています
でも正直話が子世代に入っていったら名前しか出てこなくなると思います←
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イジー - ほんとに面白いです！wギャグだったり感動だったり、最高です。がんばって下さい！ (2022年12月24日 14時) (
レス) @page38 id: c288b38476 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トノン | 作成日時：2022年11月25日 1時
