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目が覚めるとそこは12年前の時代だった。
あれ、なんで私こっち来たんだろう。
自分で寝てないよね、自然と意識を手放して。
いや、なんであんなタイミング悪いところでこっち来ちゃうの。
嘘だろおい、もう一回戻らなきゃ。
布団に入り慌てて目を瞑るが眠れることはなかった。
『あぁもう！！！』
私は諦めて起き上がり、制服に着替える。
今日は木曜日。
あっちの時代に戻ったのが月曜日で、普通なら今日は火曜日のはず。
何故か時間が進むのが早い。
これも全部、未来の“アイツ”の仕業なのか。
何故か朝から万次郎や他のみんなに会うことはなくて1人で登校した。
こっちに来てからは常に誰か一緒にいたから少し変な感じ。
教室に着くとそこに日向がいて、私はひらりと手を振る。
『おはよ〜』
「A？！普通に学校きて大丈夫なの？」
『え、なんのこと？』
急に私に駆け寄りすごい形相でそう問う日向に私は驚いたように後ずさる。
日向がこんな風になるなんて珍しい。
「なんのことって…3日前にマイキーくんたちに“私にもう構うな”って意味不明なこと言って家から1歩も出てこなかったじゃん！」
『うそ…』
「ほんと！あれからみんなAの家に行ってもA“ほっといて”の1点張りで顔も見せないし…みんな心配してるんだよ？」
『そうだったんだ…』
それで朝から誰にも会わなかったんだ。
それにしても私はこの3日なんてことをしていたんだろう。
過去の私でもそんなこと言わなかったのに。
過去が変わると未来が変わる。
変な話だけど、未来が変わると過去も変わってしまうのか。
『ごめん日向私今日サボる！』
「え、何処行くの？！」
『万次郎たちのところ！』
私はそう言い残して学校を出た。
この3日間学校行かないで、更に今日までサボるなんて、とんだ問題児だな、私。
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沙耶(プロフ) - ハッピーエンドで安心しました！作者さんありがとう♡ (2022年6月21日 19時) (
レス) @page30 id: 5943b8e857 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 苺ミルク飴さん» ありがとうございました！マイキーには独占欲強めでいて欲しいと言う勝手な願望です笑別作の方も是非お願いします！ (2021年8月15日 1時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - ピッキーさん» ありがとうございました！内容薄すぎる作品になっちゃいましたがそんな風に言ってもらえてすごく嬉しいです！ (2021年8月15日 0時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
苺ミルク飴(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！！マイキーの独占欲がすごくて読むたびニヤニヤしてました笑夢主ちゃんもとても可愛くて、読んでいてすごく楽しかったです！別作の方の更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月14日 23時) (レス) id: 976df8db05 (このIDを非表示/違反報告)
ピッキー(プロフ) - 最後まで、読ませていただきました！とっても、面白かったしハッピーエンドで終わって本当に良かったなぁと思いました！ありがとうございます！ (2021年8月14日 20時) (レス) id: 277d56b499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年8月7日 21時
