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それからどんくらい経っただろう。
不良たちは全員倒れて動かない。
東卍のみんなが、勝ったんだ。
安心したからか、私は腰を抜かしその場に座り込んでしまう。
そんな私を見て、みんなは心配そうに私を囲む。
そして誰よりも先に万次郎が私の肩を抱いた。
「悪ぃ、Aを危険な目に遭わしちまって…」
『万次郎…』
落ち込んだ様子の万次郎の頭を私は優しく撫でた。
『万次郎が、助けてくれたから私平気だったんだよ』
「でも、助けたのケンチンだろ」
『確かに、龍くんも、みんなも助けてくれたけど、あの時万次郎が来てくれたから私あいつらに触られずに済んだの』
それ以上なにも言わない万次郎から一度手を離し、みんなの方を見る。
『みんなも、ありがとう』
場「別に！おめーの為じゃねぇし！」
三「ややこしくなるから黙ってろ場地」
そんな2人の会話に思わず笑うと、龍くんが真面目な口調で言う。
龍「てかお前、一昨日のAじゃん。なんか変なA」
『ちょっと、変って訂正してよ』
龍「わりぃ。でも、なんか隠してんだろ」
万次郎もそうだけどみんなそんな今の私変？
え？変じゃないと思うの私だけ？
『そのうち…話すよ。私もまだ理解しきれてないから』
龍「そうか」
なんか事情があることを察したのか、それ以上なにも聞いてこない龍くん。
龍くんの優しさには誰も勝てない気がする。
龍「ほら、帰っぞ。マイキー立て。Aも」
『あ、うん』
差し伸べてくれた龍くんの手を握り、立ち上がると、何故か万次郎に引っ張られまた座り込んでしまう。
『…なにすんの』
「触んじゃねぇよ俺以外の男に」
『男って…相手は龍くんじゃん』
「ケンチンでも嫌なんだよ！」
『なに言って…うわ！』
言い返そうとすると急に体が宙に浮いた。
どうやら万次郎に抱えられたらしい。
『重いからおろしてよ！』
「重くねぇよ。てか暴れんなうぜえ」
私を完全無視して歩き始める万次郎。
こうなったら逃れることができないのをわかってる私は、諦めて万次郎に運んでもらうことにした。
龍「あいつ…Aの事になると一層めんどくせぇな」
三「マジ、勘弁してほしいよな」
場「ドンマイ、パー」
林「は？うっせぇよ！」
三「お前もだろ、場地」
場「ち、ちげぇし！」
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沙耶(プロフ) - ハッピーエンドで安心しました！作者さんありがとう♡ (2022年6月21日 19時) (
レス) @page30 id: 5943b8e857 (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - 苺ミルク飴さん» ありがとうございました！マイキーには独占欲強めでいて欲しいと言う勝手な願望です笑別作の方も是非お願いします！ (2021年8月15日 1時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
みや(プロフ) - ピッキーさん» ありがとうございました！内容薄すぎる作品になっちゃいましたがそんな風に言ってもらえてすごく嬉しいです！ (2021年8月15日 0時) (レス) id: d7231c8dfb (このIDを非表示/違反報告)
苺ミルク飴(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごく面白かったです！！マイキーの独占欲がすごくて読むたびニヤニヤしてました笑夢主ちゃんもとても可愛くて、読んでいてすごく楽しかったです！別作の方の更新頑張ってください！応援してます！ (2021年8月14日 23時) (レス) id: 976df8db05 (このIDを非表示/違反報告)
ピッキー(プロフ) - 最後まで、読ませていただきました！とっても、面白かったしハッピーエンドで終わって本当に良かったなぁと思いました！ありがとうございます！ (2021年8月14日 20時) (レス) id: 277d56b499 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みや
| 作成日時：2021年8月7日 21時
