【よう実】興味が無いと突き放したい。 (ページ9)

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それにしても、皆金の使い方が荒すぎる。
これはなにか策を用意しないとな。

「 Aちゃん、もしよかったら昨日言ってたカフェ今日一緒にどうかな？」

もじもじとしながら、いう彼女に私は断りずらい立場にいた。
まぁ、昨日は自ら、ボッチという選択肢を選んだわけだし

『うん。いいよ。一緒に行こう。』

「あと、それと、Aちゃんは自己紹介の時寝てたから覚えてないだろうけど、私クラスの全員と仲良くしたいから、もしよかったら、堀北さんと仲良くなりたいからもし良かったら協力してくれないかな？」

上目遣いでこちらを見つめてくる。

「だめ....？」と付け足されたら終わりだ。

案の定それだった。

『うん...。わかったよ。って、堀北さんって誰？生徒会長さんのこと？』

「 ...ううん！違う、違う！Aさんの斜め後ろの人だよ！知らなかったの？」

一瞬の間があったが、知らないふりをしておこう。

『あはは、まだ入学したてだからね...。』

そんなこんなで、堀北さんと仲がいい綾小路くんに話をかけることになった。

「あの...綾小路くん、だよね？」

「ああ、櫛田…とAさん、だよな？」

「ありがとー！名前覚えてくれたんだ！」

いろいろ事情を説明した後、綾小路くんは引き受けてくれることになった。