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り「17時かぁ〜。どーする？水溜りハウス向かう？どっか見たいとこない？」
「私はないかなぁ〜」
ゆ「Aがないなら行っていいんじゃない？w」
一応2時に宣材写真の撮影が終わって、それからAがせっかくだし原宿行きたいとか言い出していろんなものを見てまわった。
7人で東京観光は楽しかったけど、Aが元気すぎてたくさん歩かされたから疲れたw
り「重くない？持とうか？w」
「いい、大丈夫！私が欲しいものだもんwやっぱりょう優しいね」
Aは両手にたくさんの荷物をかかえている。
さっきまでいっぱい買い物してたもんね。
し「ねぇ行こーよーw」
虫「そうだね、誰か水ボンに電話してー」
今日は東京に来て事務所で宣材写真撮ってから少し東京観光、その後水溜りハウスに泊めてもらうっていう予定をたてていた。
り「はぁーい、おけー！じゃあ待ってるねーはーい。……えっと、場所教えたんでPさんが車でこのまで迎えに来てくれるらしいでーす」
「おけい！」
ふとAのほうを見ると、手首が荷物のせいで赤くなっている。
自業自得だけどさ。
て「ん、」
俺はそれだけ言って手を差し出す。
「ん？え、なに」
て「…持つ、」
普段と違う感じの俺にびっくりした顔をするA。
なんか俺もわかんねぇよ、。
Aが俺にそうさせてるんだもん。
ほんと、Aのこと見てると気が狂う。
「てっちゃんどうしたの、誰かと入れ替わってる？w」
久しぶりのてっちゃん呼びも心臓バクバクするし。
何も言わずにAの持ってる荷物を全部奪った。
て「お、おっもwww」
「あ、てつやだったwwびっくりしちゃうわw」
て「マジでこんなん持ってたの？やべぇw」
それから待ち時間の間俺はAの隣を独占してずっとAと話していた。
ずーっと、俺が一番Aと仲がいいと思っていた。
でも、虫さんなんか前より仲良くなってるし。
俺がAの最前線にいたいから。
でも、好きな人にそう思う気持ちはきっとAも同じだよね。
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作者名：てち犬 | 作成日時：2019年4月4日 16時
