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目覚め ページ10

__本当に、貴女って方は__!



「っ……。はぁ…」


私はプロキシさんやエージェントさんが来てくれる前に目を覚まし、ゆっくりと体を起き上がらせる。


今日から早速仕事だって言うのに、あまり良くない目覚めだった。


ちょっとした、悪夢のせいで。


…別に、いきなり飛び起きてしまう程に、怖い夢ではない。

起きてからも体が震えてしまうような、恐ろしい夢でもない。


本当に、ちょっとした、大した事ない悪夢。


…ただの事実を言われてるだけの、夢…


「リヴェ、…起きてるかしら」

「はっ、はい…っ」

こんこん、というノックの音のすぐ後に聞こえたのは、プロキシさんの声。

ちょっとびっくりしたけど、私は慌てて返事をする。

「そう、よかった。おはようリヴェ」

「はいっ、おはようございます」

扉越しに優しそうに話しかけてくれる。

「こっちでエージェントが待ってるわ。朝食食べたらすぐ仕事だから、ちゃんと目を覚ましてからいらっしゃい…?」

「分かりましたっ…」

私は微笑み、小さく頷く。…扉越しだし、別に見えてないけど…


「…あんまり声色が良くないわ、眠れなかった?」

「え…?あ、あはは、ちょっとだけ…。でも大丈夫ですよ」

プロキシさんは明らかに心配そうな声色で聞いてくる。

あぅ…そんな分かりやすいかな私…誤魔化す為に苦笑いしながら言う。


「無理、しないでね。…先に行ってるわ、ゆっくりいらっしゃいね」

「は、はぁいっ」

プロキシさんの足音が遠のく…、さて、ちょっと変な夢見ちゃったけど、しっかりしなきゃ…

私は立ち上がって、帽子を被りなおして…ストールから出ていた髪を、ストールを巻き直してまたしまう

「…あ」

ふと目に入ったのは、壁にかけてある鏡で、何気なく自分の顔を映す。
軽く自分の髪を整えて…

…って…


「…あれっ?」



…私の目って、こんな真っ赤だったっけ…


これじゃ、まるでエージェントさんやプロキシさんみたい…


「…早く行かなきゃ、待たせたら悪いもんね」




「お、おはようさん、リヴェ」

部屋を出ると、普段と違って帽子を取っていて、いつものイスではなくカウンターの中に居たエージェントさんが微笑んで挨拶してくれる。

「おはようございますっ」

私はぺこっと少し頭を下げて返す。

「ほら、こっちいらっしゃいリヴェ」

「はーいっ…」

逆にプロキシさんは、エージェントさんのよく座るイスに座り、私に手招きした。

プロキシさんの前には美味しそうなスープとサラダがあって、私はそれをちらりと見ると向いのイスに座った。

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設定キーワード:微R18G? , シリアス? , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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- 紅楓さん» そう言ってもらえるととても有難いです!コメントありがとうございます、これからも頑張りますねっ (5月12日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです!作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね! (5月12日 9時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» いえいえ、コメント欄に大変失礼いたしました。 (11月4日 22時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
- 二次創作を書いていたつもりはないので今もフラグを立てていますが、何かあればまたコメントしてくれると有難いです、ゆりりんさんもわざわざコメントありがとうございますっ (11月4日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» こちらオリジナルで大丈夫ですよ…? (11月4日 2時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒夜 緑 | 作成日時:2018年9月2日 18時

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