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新メンバー…? ページ18

「見てわかるだろ。この黒ずくめの格好、黒い羽根つき帽子、不気味な紅い目。どこからどう見たって復讐屋だ」


確かに傘も服も帽子もあの人黒いし…帽子と長い前髪から覗く目は片方が紅く、もう片方は緑色だった。

…目つきが悪いけど、結構幼い顔に見えた。まさか、私より年下なんて事は…


「でもまぁ。私は¨こいつみたいに¨人を殺したくて復讐屋に居たいんじゃないからな、ナイフは要らないぜ。¨裏方¨が似合うからな私は。裏方として陰からこっそりこの復讐屋を支えてやる」


未だに喋りながら私を指差したり自分を指差したりしながら続けるリタリエ。

…ちょっと、こいつみたいにって何…。私みたいにって事…?


「待って、私達は貴方なんかを復讐屋にした覚えは…」


「さて、言う事言ったし帰ろうぜマイパートナー。じゃあな」


プロキシさんはリタリエを睨むが、リタリエはそんなプロキシさんに構わず傘を軽く床にぶつけた。


「ふぇ…?」


「…はぁ…」


さっきまで私の視界にしっかりと写っていたリタリエは、傘が床にぶつかると同時に視界から消える。きょろきょろと辺りを少し見てみても、リタリエの姿は無い。

びっくりして情けない声を出す私の近くで、エージェントさんのため息が聞こえた。


「…なんだったのかしら、あの子」


「分からないね。…まぁ妙な事するなら殺すけど」


目をつぶり、帽子を被り直しながら言うプロキシさんに、無表情で言うエージェントさん。


…一瞬、エージェントさんの赤い目が、更に紅くなり、不気味に光った気がした


「まぁ、今気にしても仕方ない。そろそろ昼食にでもしようか?」


「…そうね」


でもさっきの表情とはうって変わって、微笑んでエージェントさんが言えば、プロキシさんも微笑んでそう返す。

そういえば、結構歩き回ったからかお腹空いちゃったなぁ…


「こっちいらっしゃいリヴェ、一緒に彼を手伝いましょ」


「あ、はいっ…!」


私を見て、プロキシさんはカウンターの方に行きながらそう言ってきた。

そ、そうだよね、私だけのんびりしてるなんて出来ないもんねっ…

私は慌てて大きく頷く。


「あはは、助かるなぁ」


エージェントさんは帽子を取り、それをテーブルに置けば、嬉しそうに呟いた。

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設定キーワード:微R18G? , シリアス? , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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- 紅楓さん» そう言ってもらえるととても有難いです!コメントありがとうございます、これからも頑張りますねっ (5月12日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです!作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね! (5月12日 9時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» いえいえ、コメント欄に大変失礼いたしました。 (11月4日 22時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
- 二次創作を書いていたつもりはないので今もフラグを立てていますが、何かあればまたコメントしてくれると有難いです、ゆりりんさんもわざわざコメントありがとうございますっ (11月4日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» こちらオリジナルで大丈夫ですよ…? (11月4日 2時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒夜 緑 | 作成日時:2018年9月2日 18時

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