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結果 ページ14

「どういう、事ですか…?どうしてエージェントさんが…」


「…君は、何もしないでいきなり復讐屋になれると思っていたのかい…?」


私はナイフを構えたまま、エージェントさんを見つめ返す。


「…私を、試してたんですか…?」


「ま、そういう事ね。何はともあれお見事だったわよ」


と、私に歩み寄ってきていたプロキシさんは、ここまで言った所で…すっ、と私が奪ったナイフを取ってしまう。

そのナイフをエージェントさんの方へ山なりに軽く投げる。エージェントさんはそれを綺麗にキャッチした。

な、ナイスコンビネーション…


「彼に気づいて、ナイフを避けるんじゃなくて奪ってしまうんだもの」


ナイフをキャッチしたエージェントさんへ微笑むと、私の方を見ながらそう続けるプロキシさん


「…もう僕のナイフを奪わなくたって、君専用のナイフがきちんとあるさ」


エージェントさんは、ナイフの刃を掴んだ時についた私の血も気にせずに、ナイフをしまい…私に近づいてくる。


「¨俺からの¨復讐屋の証だ」


代わりにエージェントさんが取り出したのは…


「ありがとう、ございます…」



エージェントさんのあのナイフと同じデザインのナイフだった。

私はそれを受け取り、よく見てみる。

持ち手は鈍い金色で、刃は少し錆びているけど…
…不思議とよく切れそうなナイフだった。

羽飾りも3人でお揃いだったし、このナイフ、もしかしてプロキシさんも…?

と思ってちらりとプロキシさんを見ると…


「あら。それなら私も持っているわよ…?」


私の考えてる事が分かったみたいで、プロキシさんも同じデザインのナイフを取り出し、私に見せてくれる。


「みんなでお揃い、ですね…」


私は1人1人のナイフをじっと眺めつつ、そう呟いた。


「さ、帰ろうリヴェ。今から君は歴とした復讐屋だ」


私に背を向け、歩きだすエージェントさん。


「…依頼も嘘だったんですね…」


「そういう事よ、ごめんなさいね」


私が小さく言うと、プロキシさんが私とすれ違いざまにそう言って、そのままエージェントさんの後ろを歩きだす。


…知らない内に試されてたけど…これは合格って事でいいんだよね…?


「わ、わわ…待ってくださいっ…」


とにかく今は2人について行かなきゃ…。

私は早歩きで2人を追いかけた。

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設定キーワード:微R18G? , シリアス? , オリキャラ   
作品ジャンル:ファンタジー, オリジナル作品
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- 紅楓さん» そう言ってもらえるととても有難いです!コメントありがとうございます、これからも頑張りますねっ (5月12日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
紅楓(プロフ) - 面白いです!作者様のペースでいいので、更新頑張ってくださいね! (5月12日 9時) (レス) id: 082dab1426 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» いえいえ、コメント欄に大変失礼いたしました。 (11月4日 22時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)
- 二次創作を書いていたつもりはないので今もフラグを立てていますが、何かあればまたコメントしてくれると有難いです、ゆりりんさんもわざわざコメントありがとうございますっ (11月4日 16時) (レス) id: 8fad606fce (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん(プロフ) - 緑さん» こちらオリジナルで大丈夫ですよ…? (11月4日 2時) (レス) id: 638a835745 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:黒夜 緑 | 作成日時:2018年9月2日 18時

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