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月日の流れ ページ24

それから俺は、侑李のアドバイス通り。

家の行事に裕翔を沢山呼んだ。

家族でしてたお花見や、誕生日のお祝いとか、ね。


あやには内緒で2人で飲みに行ったりもした。



そうそう、巨人って呼び方も裕翔に変えたんだ。
些細なことなのに裕翔がこれでもかって言うぐらい喜んで笑うからこっちまで楽しくなった。


気付いたら裕翔にどんどん心を動かされてる俺がいた。

やっぱ侑李ってすごいな、と侑李に対する尊敬も倍増したけどな。


あやが裕翔を選んだ理由が何となく分かったような気がした。


こいつなら、


裕翔なら、




あやをまかせてもいいかな。


あやときっと幸せな家庭を築けるだろうな。



いつしかそんな風に思うようになっていた。









そんなある日。


あやと裕翔に週末を開けといてくれって言われたんだ。





ついに…か。

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作者名:とあ | 作成日時:2020年3月29日 0時

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